スポーツイラストレーターT.ANDOHの「OUTSIDER’s ReCALL」(100)オリックス・バファローズ前半戦を振り返る
2024年7月14日 (イラスト・写真・文/T.ANDOH)
こんにちは!スポーツイラストレーターのT.ANDOHです。
2022年の7月に始まったこの「OUTSIDER’s ReCALL」。
今回が100回となりました!!
まる2年で100回もお付き合いいただき、ありがとうございます。
23年前、神戸で過ごした就職浪人時代という数奇な1年間に(笑)、オリックス球団で絵を描かせていただいたことがスポーツイラストレーターの原点であり、同時に神戸の人やスポーツに触れてその志を育んできた20年。
当時憧れだったのが関学ファイターズだったり、当時オリックス球団の現場で活躍していた人が、時代がくだって兵庫ストークス(現・神戸ストークス)を創設したり…。
自分をとりまくスポーツの”血”は神戸で形成されたと思っています。
そしてK!SPOと出会い、いま自分を形成してくれた神戸のスポーツを盛り上げるコラムを書かせてもらっていることは、これもまた運命だと思っています。
他所者(OUTSIDER)が恩返しする神戸へのオマージュ(ReCALL)。
ぜひこれからもお付き合いよろしくお願いいたします。
さて!
そんな100回記念なのですが、前半戦のオリックス・バファローズの戦いっぷりを振り返ってみましょう。
前半戦から主力投手陣のケガや不調で大きく予定が狂ったオリックスでした。
それでも中継ぎ陣は出てくる選手がそれぞれに健闘してくれたと思います。
先発はオールスターにも選ばれたエスピノーザ投手に、粘り強く先発ローテで頑張る曽谷投手や東投手という若手有望株のがんばり。
中継ぎでは左腕の山田投手、劇場型だけどなんやかんやとクローザー確立のマチャード投手。
井口投手や本田投手も、ピンチを救ってくれる投球がありましたね。
そんな前半戦で明るい話題だったのがルーキーの古田島成龍投手でしょう。
社会人仕込みの即戦力として堂々のマウンド度胸ですね。
今シーズンのデビュー登板から22試合連続無失点はあっぱれでした。
打者でいくと、成長株として紅林弘太郎選手を取り上げさせてください。
シーズン前にはクリンナップも期待されていた紅林選手は、より勝負強い打撃を見せてくれるようになりましたね。
どんな打順でも変わらない打撃スタンスでフィットさせていることも大きいと思います。
それでも西川選手の上昇とともに現在は5番も定着しつつあります。
印象的なサヨナラゲームの立役者となったり、7月10日のソフトバンク戦では勝利への執念をバスターという奇策で成功させ、やはりサヨナラ勝利へと導きました。
シビれましたね~!!
中嶋監督のニマリ顔がまたよかった。
こういう選手、好きそうですよね。
これぞパ・リーグというたたずまいも感じます。
紅林選手はオールスターにも選出されていて、数少ないオリックスの代表としてしっかりとインパクトを残してほしいです。
前半5割も見えてきているオリックス・バファローズです。
長いシーズンを見渡せば、まだまだ他球団の攻勢も怖いところですが、なんとかAクラスに残り、強いチーム(組織)であることを証明してほしい。
今シーズンのオリックス・バファローズも、引き続き熱視線で見届けたいと思います。
※イラストの転載・無断使用はご遠慮ください。使用をご希望の場合はK!SPO編集部までご連絡ください。
スポーツイラストレーターT.ANDOH
おもにスポーツを題材にしたイラストやデザインの創作で、スポーツ界の活性に寄与した活動を展開中。 プロ野球やプロバスケBリーグのチーム、選手にイラスト提供。 プロ野球選手には、伏見寅威選手(北海道日本ハムファイターズ)、中川圭太選手(オリックス・バファローズ)にロゴデザイン、イラスト提供中。 名古屋在住にも関わらず20年来のオリックスファンであり、その由来とイラストレーターの起源は神戸にある…!? |
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