スポーツイラストレーターT.ANDOHの「OUTSIDER’s ReCALL」(79)山本由伸と大谷翔平が入るドジャースって…なんてこった!~後編~

2024年1月31日 (イラスト・文/T.ANDOH)

こんにちは!スポーツイラストレーターのT.ANDOHです。
今週はいよいよキャンプイン!山本投手の移籍の話題もあって、あっという間のシーズンオフでしたが、その山本投手も加入することで賑わうロサンゼルスドジャースの話題を、前編に続き、お話しようと思います。

というのも、
「韓国での開幕戦」を行うドジャースのチケット争奪戦の話題をみなさんご存知でしょうか?
じつは開幕戦を初めて韓国ソウルで開催するドジャース。
先日は韓国国内でチケットが販売されると、そのチケット争奪戦は日韓を渡っての騒ぎとなり、もちろんチケットは即完売。
もともとは韓国人プレイヤーでありWBC韓国代表でもあるキム・ハソン選手の凱旋試合として、対戦相手のサンディエゴ・パドレスが開催する開幕シリーズだったのですが、大谷・山本選手の加入によって一気に話題が膨れ上がるシリーズとなりました。

前回お話した通り、メジャーリーグは世界をマーケットにして潤沢な資金を得ています。
現在ではヨーロッパや中東に至ってもそのマーケットの裾野を広げ、放映権とそれに絡めるエンターテイメント性を前面に出して展開しているから、ドジャースもたくさんのお金を儲けて、すごい選手たちを集めてきています。

そんなドジャースの展望と、バファローズとのつながりもご紹介してまいります。

もともとが重量打線にくわえて俊敏な選手も多いドジャース。
選手の入れ替えも行っていますが、スター選手を放出しても同等のスター選手を獲得してきているため、その戦力に大きな変化もなく毎シーズン優勝争いを繰り広げているんです。

しかし、そんなドジャースにも少しだけほころびがあるとすると、投手陣の怪我が多く、シーズンを通して勝ち星が保証できる投手に恵まれないところがありました。
山本・大谷の両選手を獲得したことは、投手陣補強も兼ねています。
シーズンを通して戦える投手がいないと、ポストシーズンでは思いがけないミスでゲームを落とし、プレーオフも敗退するということも近年よくみられています。

とくに今シーズンは、絶対的エース左腕のクレイトン・カーショウ投手が退団することとなり、怪我でブランクをあけた投手の復帰も期待されていますが、やはりローテーションの柱が欲しかったところに山本投手が入ってきました。
チームも異例なほどの期待を山本投手には寄せているので、今年は確実に山本投手の登板日には大きな注目が集まると思います。大谷・山本に加え、レイズでエース格だったグラスノウ投手を獲得、さらにベテランにはなりますが、未だ速球が冴えると安定した投球で勝ち星が見積もれるパクストン投手というピッチャーも獲得しましたので、かなり分厚い投手陣容が見えてきました。

そんなドジャースといえば、ユニフォームがそっくりな中日ドラゴンズとは業務提携を結んでいたことは有名な話ですが、野茂投手の移籍をきっかけに近鉄バファローズとも業務提携を結んでいた時代がありました。

野茂投手の当時監督だったラソーダさんが「近鉄を立て直そう」と言わんばかりに日本にもたびたび視察に来ていたのですが、当時の近鉄はあまりにも強くなく、ラソーダさんが見にくるたびに負けていたバファローズ。短気なラソーダさんが怒って試合途中に帰るらしいんですけど、一発逆転が売りだったのもまた近鉄バファローズ。ラソーダさんが球場を経つと途端にチームは逆転をするという試合も多々ありました…。それでも、ドジャースとの提携のおかげで、バーグマン、パウエルという投手を補強でき、ラソーダさんのジンクスも合わさったのか(!?)チームはリーグ優勝を果たします。

ちなみに提携関係はオリックスになってからも結ばれているんですよね。
ネックとなっている投手陣を補強して、今年はバッターに専念する大谷選手が加わることでさらに打撃陣の厚みにも注目が集まります。
そこで野手選手でおすすめしたい選手を1人ご紹介します!!

1番バッターを務めるムーキー・ベッツ外野手。
もとはレッドソックスでMVPを獲得した外野手ですが、2018年にドジャースに移籍した現在は不動の1番センターを確保。
打って・走って・守れる選手として君臨しています。
大谷選手同様に野球のポテンシャル満載のベッツ選手を紹介したいのが、ベッツ選手の顔!
宗選手そっくりなんですよね!
くりくりっとした目に、細身だけど抜群な身体能力を備えるベッツ選手は、メジャーリーグでも屈指のオールラウンダーとして人気抜群の選手です。
大谷選手につなぐリードオフマンとして、大きくチャンスメイクをしてくれる場面がみられると思います。

こうして、今年は青い旋風が平日の朝を賑わせてくれるのではと思われるメジャーリーグ。
オリックスとはまたちょっとタイプの違う”強いチーム”を見ることで、野球の深さおもしろさを体感してみませんか?

 

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スポーツイラストレーターT.ANDOH

おもにスポーツを題材にしたイラストやデザインの創作で、スポーツ界の活性に寄与した活動を展開中。

プロ野球やプロバスケBリーグのチーム、選手にイラスト提供。

プロ野球選手には、伏見寅威選手(北海道日本ハムファイターズ)、中川圭太選手(オリックス・バファローズ)にロゴデザイン、イラスト提供中。

名古屋在住にも関わらず20年来のオリックスファンであり、その由来とイラストレーターの起源は神戸にある…!?

 

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