スポーツイラストレーター T.ANDOH の「OUTSIDER’s ReCALL」(191)関学ファイターズ春の集大成!関西大学戦
2026年6月18日(イラスト・文/T.ANDOH、写真:Azusa Suzuki)

こんにちは!スポーツイラストレーターのT.ANDOHです。
今回は、6月14日(日)をに開催された関学ファイターズ春の交流戦、関西大学との一戦をレポートします。
Vチームの春の交流戦はこれでおしまい。その最終戦が秋のリーグで優勝を争う強豪関西大学との伝統の関関戦ということもあって、チームの現在地をはかるうえでも重要な試合となりました。

この試合は関西大学の千里山キャンパスで開催。
しかも大学ではオープンキャンパスの開催日であり、ちょっとした学園祭のような盛り上がりを見せていました。
そのメインイベントの一つとして開催された関関戦。
スタンドには大勢のファンや学生が駆けつけました!

試合は関大のリターンで試合開始。リターナーをつとめた1回生TE、勅使河原巧選手がいきなり大きなリターンに成功して敵陣に侵入すると、関大はランでじわじわと前進していきます。

レッドゾーンまで侵入した関大はランとパスでタッチダウンを目指しますが、ここは関学4回生DB藤田昂太郎選手、伊東利晃選手らを中心とした守備が踏ん張り、タッチダウンは許しませんでした。
しかしフィールドゴールが決まり、関大が先制します。

そして攻守が交代すると、今度は関学が攻勢をかけます!
QB星野太吾選手が自らのランなどで前進すると、4回生WRリンスコット・トバヤス選手へのロングパスが決まります!

そして続くプレーで、ランのフェイクから星野選手がエンドゾーンへパス!
それをサイドから回り込んだ2回生WR加島禅選手がキャッチしてタッチダウン!
すぐさま逆転となります。

さらに関学は1Q終盤に4回生RB(ランニングバック)深村麟太郎選手のランで大幅に前進します。
フリーになると深村選手の得意のスピーディーなランが光りました。

そしてエンドゾーン手前でさらに3回生RBの永井秀選手がランで攻撃を仕掛けます。
ケガからの復帰戦となった永井選手ですが、持ち前のフィジカルの強さで果敢に攻めましたがタッチダウンには至らず。

しかし、次のプレーで星野選手からリンスコット選手へのパスが決まって、2つ目のタッチダウンとなりました!!

2Qは両者無得点で終わりますが、ディフェンスがバックスを中心によく機能していました。
なかでもこの日スタメンLB(ラインバッカー)をつとめた1回生の松岡航大選手が積極的なプレーでQBにタックルを見せるなどアピールをしていました。

後半に入ると、ランを中心に攻撃を進めた関学が、フィールドゴールで追加点をあげます。
関大QB高井選手を3回生DL(ディフェンスライン)田中志門選手がQBサックして流れを引き寄せ、その攻撃権から得点につなげました。

しかし、直後の関大の攻撃で高井選手からボールを受け取った4回生RB畑生武之進選手が中央を抜けてサイドに走り、自陣から一気にそのままエンドゾーンへ駆け抜けてタッチダウンを返します!!
QBへブリッツを仕掛けた関学ディフェンスでしたが、畑生選手が素早くボールを受け取って、関学ディフェンスをすり抜けた状況になりました。

4Qに入ると、雨が降ってきました!
雨の予報はなかったのですが、局地的な雨雲が大雨となり、一気にコンディションは急変します。
関学は雨の降り始めた頃に、関大オフェンスからDB伊東選手が猛烈タックルでファンブルを誘発!攻撃権を奪います。

直後のプレーでQB星野選手からのパスをWRリンスコット選手がキャッチしてレッドゾーンへ侵入すると、RB永井選手のランでファーストダウンを獲得し前進。
そして1回生RBの大西龍太選手がタッチダウン!
大西選手にとって初めてのタッチダウンとなりました。

さらに終盤にはRB深村選手のロングランが決まり敵陣へ攻め込み、攻撃を継続すると、試合終了間際に再び大西選手がエンドゾーンに駆け抜けてタッチダウン!
トライフォーポイントも決まり、そのまま試合終了となりました。

関西学院大学ファイターズ 31 × 10 関西大学カイザース
前回はオフェンスに課題が…と言われていた関学ファイターズでしたが、関大戦に4つのタッチダウンを奪う快勝となりました。

1回生RB、大西龍太選手
「関大相手にタッチダウンが取れたことは満足していますが、一対一にはまだまだ弱いと感じたことがあったので、そこは強くしていきたいです」
「秋に向けて、ちゃんと安定して試合に出られる身体を作っていきたいです」

1回生LB、松岡航大選手
「大学生のレベルで当たったことで、相手の身体の大きさなどをあらためて感じて、自分への課題ができました」
「秋に向けて、タックルの精度を高めていけるよう練習していきたいです」

4回生DB、藤田昂太郎選手
「相手の動きをしっかり勉強したので、いいタックルができました」
「隊形の声を出すこと、フィニッシュまでやり切ること、ファンダメンタルの部分をしっかりとやっていければ、今日みたいにいい試合ができると思うので、秋に向けてもしっかりと集中して練習を重ねていきたいです」

4回生WR、百田真梧選手
「(ケガがあけて)久々に試合にも出られて、純粋に関関戦を楽しむことができました」
「もっとフィジカルを強くすることができると思っているのと、チームビルディングの部分でもっと4回生同士が話し合って磨けるのではないかと思っています」

3回生RB、永井秀選手
「いろいろ準備をしてきたのですが、ちょっと考えすぎて動きが堅かったかなと思いました。もうちょっと賢くプレーをできたかなと振り返れます」
「誰にも負けないRBになることが目標なので、個人的には秋には“最強”となることを目指していきます!」

キャプテン4回生LB、倉田我琉選手
「試合に勝てたことは良かったですけど、まだまだできる部分がたくさんあると感じました。日本一になるためには、日々の練習やミーティングなどの立ち振る舞いから、より気を引き締めてこの先に取り組んでいきたいと思います」

永井選手の復帰などを筆頭にRB陣が奮闘し、レシーバーにはロングパスも飛び出して、星野選手のバランスの良さもみえた試合でした。
それでも、選手たちはみな口を揃えて「日本一」を目指して更なる高みを望むコメントが目立ちました。
今年の春はケガ人が多く、チームとしてどれだけの力を発揮できるのか、見えにくい部分もあったと思います。
その分下級生にもチャンスが巡って、良い結果をもたらすこともできました。
秋のリーグ戦では、どんな状況でもファイターズらしい戦いができるチームでなければなりません。
そのためにもチーム全体の底上げを進め、関大や立命館を圧倒できる力を身につけなければいけないと思います。
そんな思いで、夏の合宿を乗り越えて、より強くなったファイターズが見られることを期待したいです。
春の交流戦シリーズは終わりましたが、これからも秋に向けて情報があれば、随時紹介していきたいと思います。
これからもK!SPOとアメフトに注目をしてほしいので、今日も言いますよ…

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スポーツイラストレーターT.ANDOH
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