スポーツイラストレーター T.ANDOH の「OUTSIDER’s ReCALL」(194)関学ファイターズ春の写真集~オフェンス編~
2026年7月9日(イラスト・文/T.ANDOH、写真:Azusa Suzuki)

こんにちは!スポーツイラストレーターのT.ANDOHです。
関学ファイターズは春の交流戦が終わり、秋のリーグ戦に向けての準備が始まっています。
春の交流戦でT.ANDOH専属カメラマン「あ」さんが撮影した約15,000枚の写真の中から、掲載しきれなかった写真をさらに厳選し、シリーズを振り返ろうと思います。
今回はオフェンス編!
写真とともに春に躍進した選手を紹介します。

春の交流戦でQB(クォーターバック)をつとめたのは、エースで3回生の星野太吾選手。
全ての試合でQBを務め、安定感を示しました。

RB(ランニングバック)陣に故障者が相次いだこともあり、自らボールを持って走る場面も多く見られました。

昨年は実兄・星野秀太選手との二枚看板だったQB陣。
兄・秀太選手の卒業により、今季は第二QBの台頭が期待されています。
春の交流戦では2回生の長澤崇夫選手と、

3回生の片境将吾選手が登場。
「星野選手からも多くを学び、自分自身を成長させたい」
そう語る両選手の秋の成長にも期待が高まります。

そして5月31日の東大戦では、4回生WR(ワイドレシーバー)のリンスコット・トバヤス選手もQBとして出場。
「いつでも準備をしている」
という言葉どおり、急な起用にも落ち着いて対応し、違和感のないプレーを見せていました。

春の交流戦で、オフェンスを沸かせた選手の一人がリンスコット選手でしょう。
WRとしてもロングパスを鮮やかにキャッチしてタッチダウンを決めたほか、高い身体能力を生かしてサイドライン際を駆け抜けるなど、多彩なプレーで存在感を放ちました。

試合後のコメントからも最上級生らしい責任感が伝わり、4回生としてチームを背負う覚悟と、この一年での大きな成長を感じさせてくれました。

小段天響選手も、関学WR陣を支える重要な存在です。
春のシリーズでも何度もタッチダウンキャッチを決め、持ち前の勝負強さを発揮しました。

それでも本人は、まだまだ満足していないはずです。
キャッチの精度やQBとの連携をさらに高め、秋にはより大きなビッグプレーを見せてほしいです。

WR陣では、4回生になって一気に存在感を高めた北村翼選手にも注目です。
法政大戦では待望の初タッチダウンも記録し、大きな自信につながる春となりました。

さらに2回生の加島禅選手も、ショートパスを確実にキャッチし、フィジカルの強さと優れたポジショニングをアピールしました。

このポジションには4回生・百田真梧選手も控えており、WR陣のレギュラー争いはさらに激しくなりそうです。

そしてランニングバック!
力強いフィジカルを見せつけてくれたのが、3回生の永井秀選手です。
慶應大戦で負傷し一時戦線を離れましたが、最終戦の関大戦で復帰。
出場時間は限られたものの、パワフルなランでディフェンスを突破する場面も見られ、秋への期待を抱かせてくれました。

春はRB陣に故障者が相次ぎ、もう一人の3回生・平野日々輝選手も出場機会は限られました。
バランスの良い走りとスピードを兼ね備えた平野選手だけに、秋のリーグ戦で本来の力を発揮してくれることを期待したいところです。

そんな手薄となったRB陣に、新たな戦力が現れました。
1回生の星野礼翔選手と大西龍太選手が神戸大戦から登場しました。

大西選手は関大戦で2つのタッチダウンランを記録。
大雨の中、関大相手に初タッチダウンを2本決めたことは、大きな自信になったことでしょう。

秋のリーグ戦までに、どれだけ成長した姿を見せてくれるのか。
フレッシュマンの飛躍にも期待が集まります。

RB陣では、2回生の森下修太郎選手も多くの経験を積む春となりました。
この経験を秋につなげられるか、注目したい選手の一人です。

RB陣はランだけでなく、ブロッカーとしても重要な役割を担います。
4回生の松村亘選手もコンディションと相談しながらのプレーとなりましたが、身体を張ったブロックや力強いタックルでチームを支えていました。

そして1回生で面白い存在だったのがもう一人!
K(キッカー)で登場した片岡雄太朗選手。

キッカーだけでなく、いろんなポジションを経験したいと話す片岡選手は、WRとしても出場。
長身を生かした豪快なキャッチやランニングプレーも、今後ぜひ見てみたいですね。

上級生の負傷もあり、下級生の出場機会が非常に多かった春の交流戦。
「下級生をメンテナンスするのも上級生の役割」
と大村監督は話していました。
その言葉どおり、多くの若手選手が実戦経験を積む機会にはなった一方で、上級生にはそれを見守りながらもしっかりとゲームを作ることも求められている。
ただ勝つということ以上に、チームビルディングの場としての経験もまた、チーム全体で求められた交流戦でした。
秋のリーグ戦では、経験を積んだ下級生たちがさらに成長し、そこへ万全の状態で戻ってくる上級生たちが加わることで、関学オフェンスがどのような進化を見せてくれるのか。
今から秋の開幕が楽しみですね。
シーズンは一旦のオフですけど、今から秋のリーグ戦が楽しみで仕方がない…!
そして多くの読者の皆さんにもその楽しみを実感してほしい!
ので、今日も言いますよ…

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スポーツイラストレーターT.ANDOH
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