スポーツイラストレーターT.ANDOHの「OUTSIDER’s ReCALL」(50)オリックス後半戦は連勝スタート!大砲の花火も舞い上がる!

2023年7月24日 (イラスト・文/T.ANDOH)

こんにちは!スポーツイラストレーターのT.ANDOHです。
後半開幕となった、オリックスvs北海道日本ハムファイターズとの2連戦。
23日日曜日には僕もコロナ以前以来のほっともっとフィールドへ観戦に行ってまいりました!!

駅に着けば、まぁ長蛇の列です!
この日はスーパー花火ナイトということで、試合開始も前倒して16時プレイボール。
ほっともっとフィールドに行ったことある方はお分かりと思いますが、この球場は緩やかな丘陵地に北西から南東に向かって広がっている球場。
一塁から三塁にかけて、夏は強烈な西日が襲う球場です。

なんぼスーパー花火があるといえど、あれほどの超満員なんて1995~96年の優勝時以来じゃないでしょうか?
2004年の合併前の最終戦でも、こんなに入ってなかったぞ!
優勝するって、やっぱしすごいことですねぇ。
そしてオリ姫の皆さんの力はすごいです。

そんなこんなで、
チケットも一塁側が取れなかったため、その強烈な西日に直面しながらの試合観戦。
それでも、神戸の球場は”やさしさ”でできています。
暑いけれど湿気は少なめの夏の陽気に、終始須磨の丘を駆け抜ける山風。
風が気持ちよくって、芝はキラキラ。
打球は見えづらかったですけど(笑)
さほど思ったよりも不快な観戦にはならずに試合を見届けられました。

試合は初回から、日本ハム・清宮選手がなんとレフトに先制ホームラン!
11連敗が続くチームを鼓舞するかのごとくの、ガツンと一発をかましてくれます。

しかしオリックスも黙っていない!
2回裏には中川圭太選手が同点となるソロを放ちます。
先発は山﨑福也投手と日本ハム・ポンセ投手の投げ合い。
緩急つけて抑えていく山﨑投手と、グイグイ攻めるポンセ投手の投げ合いで、その後は並行したままスピード良く進んでいきますが、オリックスは6回から継投に入ります。

しかし!
同点のまま迎えた7回裏に、前夜の殊勲若月選手が出塁すると、小田選手のバントで進塁。
そして1番野口選手にデットボールを与えると、ちょっと形勢が変わってきました。
勝ち越しの願いを込めて代打で出場の頓宮選手が四球を選ぶと、続く紅林選手がライトへの鋭いタイムリーヒットを放ち勝ち越し!

そして、
次のセデーニョ選手が、突き放す3ランホームランをレフトスタンドに運びます!!
チャンスに強いセデーニョっぷりを発揮!
オールスターを挟んで3試合連続のホームランとなります!!

その後も小刻みな継投でイニングまたぎの投球を見せる宇田川―山岡―阿部投手がマウンドを守ります。
8回には野口選手のタイムリーでさらに1点離すと、9回には本田投手が登板。
しかし、本田投手が無死のまま満塁にし、なんとマルティネス選手に満塁弾を浴びます!!
緊急登板でマウンドに上がったのは、オリ姫たちの注目の的!山﨑颯一郎投手です。
山﨑投手は150km/h台の直球勝負で3人で料理。
B7-5Fと、ぎりぎりのところで勝利をし、オールスター前からの連勝を4としました。

先制弾に追い上げ弾、そしてビッグイニングを作り出す一発と、ホームランが飛び交った試合。
その一方、投手陣も日本ハム・ポンセ投手も好投でしたし、オリックスもしっかりとリリーフがつないでピンチも乗り切りました。
投打が持ち味を期待以上に見せてくれた神戸決戦。

僕的には、オールスター休みの前回のコラムで取り上げた野口選手、山岡投手、そしてセデーニョ選手がみんな活躍したこと!!

4年ぶり神戸にとっても嬉しい思い出ができました。
リリーフデーで乗り切った中嶋オリックスの勘も冴えた2連戦。
連勝スタートでこれからさらに熱いペナントレースを見せつけてくれることを期待してます。

 

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スポーツイラストレーターT.ANDOH

おもにスポーツを題材にしたイラストやデザインの創作で、スポーツ界の活性に寄与した活動を展開中。

プロ野球やプロバスケBリーグのチーム、選手にイラスト提供。

プロ野球選手には、伏見寅威選手(北海道日本ハムファイターズ)、中川圭太選手(オリックス・バファローズ)にロゴデザイン、イラスト提供中。

名古屋在住にも関わらず20年来のオリックスファンであり、その由来とイラストレーターの起源は神戸にある…!?

 

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