スポーツイラストレーターT.ANDOHの「OUTSIDER’s ReCALL」(49)優勝を目指すオリックスの後半戦は?!

2023年7月21日 (イラスト・文/T.ANDOH)

こんにちは!スポーツイラストレーターのT.ANDOHです。
オールスターも終わり、あっという間に後半戦です。
貯金をためて首位通過しましたけど、優勝するためにはどう戦うか!?
前半戦に活躍した選手を振り返り、後半戦のお話をしてみましょう。

投手陣はもう先発陣の活躍には感謝ですよね。
 山本由伸投手 9勝
 山下舜平太投手 8勝
 山﨑福也投手 7勝
 宮城大弥投手 6勝
ローテーションが勝ち星を積み上げてチームを牽引しています。

打撃陣はといえば、頓宮選手が目下首位打者の活躍!
ただヒットを重ねているだけじゃなく、得点圏でもヒットが出ていますよね。
シーズン前にはキャッチャー争いを意識していた頓宮選手ですが、打撃開眼で打者に専念できているため、森友哉選手も生きてきますよね。

先発陣がこれだけ安定しているなかで、しっかりと点を取れる時は取れている。
チャンスをつぶす場面ももちろんありますが、延長に引き込んでも負けなかったり、大きな連敗もしないのは、本当に強いチームになったんだなぁと思わされます。

さて、そんな分厚い戦力のなかで後半戦をどう戦っていくか。
個人的な注目選手を紹介しながらお話しします。

前回の野口智哉選手のコラムでも触れましたが、サブとして控える選手たちには、分厚い戦力のなかでさらに個性を発揮してチャンスを掴んでほしいところ。

そして、中継ぎ陣も短いイニングでしっかりと抑えて流れを引き寄せる活躍をお願いしたいですよね。
阿部投手、本田投手に加えて個人的に頑張ってほしいのが小木田敦也投手。
そして前半最後のソフトバンク戦でリリーフに回った山岡泰輔投手です。

追い上げを見せるロッテや、連敗したけどやっぱり怖いソフトバンク。
日本ハムも意外性があります。
ちょっとしたピンチに漬け込まれると、心身ともに疲弊してしまいますよね。
暑い時期であり、シーズン終盤ともなると連戦の疲れも出てくるため、救援陣への素早い切り替えや、サブの野手陣たちの活躍が、日替わりヒーローのように飛び出してきてもほしいところ。
佐野皓大選手や小田選手の足であったり、ゴンザレス選手の守備であったり、選手の個性を活かした起用ができるのも中嶋監督のすごいところ。
もちろん野口選手であったり宜保選手も頭角を表してきています。

そして、
そんなチャンスに強い打撃で前半戦終盤から活躍してきているのがセデーニョ選手。
頭角を表してきたこのパンチ力を、しっかりと点を取ってほしい時に発揮してくれて、クリーンナップに定着してくれると、投手陣にとっても安心して試合が展開できると思います。

オールスターブレイクも短く、すぐに始まる後半戦。
それこそ、あたためてきた選手たちが瞬発的に活躍し、良い試合を作り出してきた日本ハムが後半戦初戦の対戦相手です。
競っても負けず、チャンスを掴むための全員野球。
新たなヒーローがたくさん誕生してチーム力をどんどんと上げてほしい。

そんな思いを乗せて、後半戦もしっかり応援していきましょう!
ぜひ皆さんも、ごひいきの選手の良いところ、たくさん見つけて応援してください。

 

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スポーツイラストレーターT.ANDOH

おもにスポーツを題材にしたイラストやデザインの創作で、スポーツ界の活性に寄与した活動を展開中。

プロ野球やプロバスケBリーグのチーム、選手にイラスト提供。

プロ野球選手には、伏見寅威選手(北海道日本ハムファイターズ)、中川圭太選手(オリックス・バファローズ)にロゴデザイン、イラスト提供中。

名古屋在住にも関わらず20年来のオリックスファンであり、その由来とイラストレーターの起源は神戸にある…!?

 

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