スポーツイラストレーターT.ANDOHの「OUTSIDER’s ReCALL」（27）どこよりも早い！？オリックス2023シーズンの皮算用（野手編）

2023年1月30日 （文・イラスト／T.ANDOH）

こんにちは

イラストレーターのT.ANDOHです。

ザ！皮算用！！

オリックス・バファローズの2023年の戦力を考える。
前回バッテリー編に続き、野手編です。

とはいえ、大したことは言えませんよ。

ただのファンですから（笑）。

ファン仲間のつぶやきとして、共感してくれれば嬉しいです。

内野手はこんな感じです。

サード宗選手、ショート紅林選手は当確。

順当目線で、セカンド安達選手。

そこに、

もちろん西野選手、太田椋選手の争い。

そして、大城選手、山足選手などが挙げられてきますよね。

そしてファーストです。

打撃の左右でＴ－岡田選手だったり中川選手だったり…

というところでしょうが、今年はそこに新外国人のシュウィンデル選手が入ってきます。

シュウィンデル選手が一塁手ということなので、右のシュウィンデル選手と左のＴ－岡田選手でDHとも使い分けできるのでは？

と考えます。

後述しますが、本来は内野登録の中川選手と外野登録のＴ－岡田選手が入れ違うカタチになりますが、中川選手をファーストにおさめるのはもったいないかな。

という思いもあります。

シュウィンデル選手

どういう選手なんでしょう？

昨年はシカゴ・カブスで開幕ロスターを迎えたということなので、鈴木誠也選手をチェックしていた方には「知らんの？」と言われそうですが、ぶっちゃけよくは知らないです（笑）。

ただ、「陽気な外国人」の予感は感じますよ（笑）。

カブス時代は動画サイトで選手が登場するクイズ番組（？）みたいなコンテンツで司会をつとめたりしてるし、ホームランを打つとベンチでカメラパフォーマンスも見せてくれるみたいです。

打撃も、右に左に打ち分けて、ホームランも打てる。

OPS（出塁率＋長打率）という数値があるのですが、一昨シーズンなんかは100試合以上の出場で自己最高の0.92。

1に近ければかなりの高数字なので、長打でしっかりと出塁している。

つまり、チャンスにも強いという評価もできるんですね。

そんな打棒で一昨年くらいから頭角を現した選手なのですが、昨年終盤に腰痛が原因でカブスを去っているんです…。

そのあたりのコンディションが心配なので、DHに定着させるのか、ファーストで使い分ける…

ことがあれば、同じ長打を期待したいＴ－岡田選手とのコンビにセットしたいですね。

そして外野手！

吉田正尚選手の穴は中川圭太選手に期待したいです。

昨年覚醒した中川選手。

多様なポジションをこなせるのですが、野球ポテンシャルの高い中川選手にはやっぱり定位置を用意したい。

そうすれば、ファーストではもったいない。

僕はレフトで足場を固めて欲しいなというのがファンの本音です。

※意見には個人差があります

一方で、

外野のコマはサブにもう少し厚みは欲しいところ。

小田選手、佐野皓大選手の「スペシャリスト」に加えて、攻守で安定した存在が欲しいですよね。

そこでいよいよ期待したいのが、３年目の来田涼斗選手ではないでしょうか！？

恵まれた体格は吉田正尚選手の後継を担ってほしいところ。

昨シーズンもパワフルだけどミート力があるところを見せてくれました。

ポテンシャルの高い選手なので、将来的な「レフト来田」というポストも十分期待できます。

さぁ

ほんとうにただのファンの振り返り的なコラムでしたが、どの選手もキャンプが始まってスタートなんです。

皮算用とは言いつつも、今季のシーズンはこれからです。

キャンプが始まり、フタを開けてみないと分からない未知数なところもあるから、楽しみでもあるんですよね。

今回名前を挙げきれなかった選手たちも、みんなに平等にチャンスはあるんです。

個人的には、この盤石な選手層を喜びながらも、その選手たちの新たな魅力の発見や、「キラ星」的な選手の飛躍的な登場にも期待したいじゃないですか。

そんなチームの課題と個々の選手の目標をしっかりと自分目線でとらえて、春季キャンプを皆さんにも楽しんでいただきたいと思います。

2月には春季キャンプの選手たちの動きをまたたくさんコラムにかけると良いなと思っています。

オリックスファンが皮算用なんてすると、シーズンに入ったら鬼に大爆笑されそうですが、あぁ笑うがいいさ！

こちとらつねに“失うものはなし”のマインドですから（笑）。

 

※イラストの転載・無断使用はご遠慮ください。使用をご希望の場合はK!SPO編集部までご連絡ください。

---

スポーツイラストレーターT.ANDOH おもにスポーツを題材にしたイラストやデザインの創作で、スポーツ界の活性に寄与した活動を展開中。 プロ野球やプロバスケBリーグのチーム、選手にイラスト提供。 プロ野球選手には、伏見寅威選手（北海道日本ハムファイターズ）、中川圭太選手（オリックス・バファローズ）にロゴデザイン、イラスト提供中。 名古屋在住にも関わらず20年来のオリックスファンであり、その由来とイラストレーターの起源は神戸にある…！？