スポーツイラストレーター T.ANDOH の「OUTSIDER’s ReCALL」(208)関学ファイターズ、攻守で噛み合い、圧倒した京都大学戦

2026年10月6日(イラスト・文/T.ANDOH、写真/Azusa Suzuki)

こんにちは!スポーツイラストレーターのT.ANDOHです。
今回は10月3日に開催された関学ファイターズと京都大学ギャングスターズとの一戦の様子をお伝えします。
前節の立命館大学戦に勝利し、ふたたびのアップセットを狙い気合が高まる京都大学。
関学ファイターズにとって、近大戦からまだ1週間というタイトスケジュールのなかですが、心身ともに相手を凌駕したい。
リーグ前半戦の大一番となるでしょう。

スタンドは満席となり、とりわけ京大側からは、「打倒関学」に燃える熱い声援が京大イレブンの背中を押していました!

試合は関学の攻撃でスタート。
大村監督が「先制を取りたい」と語ったように、関学は攻撃からのスタートを良い流れに活かしたいところ。
しかし立ち上がりは両チームとも得点には至りませんでした。

両チームともディフェンスが流れを引き寄せようとプレッシャーをかける中、関学はランを中心に展開を重ね、なんとかフィールドゴールで先制をもぎとります。

その後、京大が4回生QB平岡誇治郎選手のパスを成功させてロングゲイン!
ピンチを招いた関学でしたが、さらに続いたパス攻撃を関学4回生DB(ディフェンスバック)藤田昂太郎選手がインターセプト!!
関学WR(ワイドレシーバー)2回生の加島禅・3回生の立花俊輝選手へのパスが続けて決まり、敵陣へ進めたところで1Qが終了。2Qへ続きます。

関学は攻撃権を得たままランでゲインを重ね、最後はQB(クォーターバック)3回生星野太吾選手からTE(タイトエンド)4回生野手正貴選手へのパスが決まってタッチダウン!
野手選手にとって公式戦初得点が決まりました!!

このタッチダウンを機に関学は一気に流れに乗ります。
続く京大の攻撃では、京大QB平岡選手の投じたパスを関学4回生DB(ディフェンスバック)伊東利晃選手がインターセプト!

関学は奪った攻撃権を活かし、3回生RB永井秀選手がランで京大ディフェンスラインにねじ込み、タッチダウンします。

さらに、星野太吾選手が投げたロングパスを、4回生WRリンスコット・トバヤス選手がキャッチしてエンドゾーンへ駆け込み、3つ目のタッチダウンを決めました!

代わった京大の攻撃では、3回生DB(ディフェンスバック)東耕嘉彦選手がナイスブロック!
しかし、キャッチ(インターセプト)できたところを取りこぼしたとして、本人はガックシ…。
ただ、この試合は東耕選手の動きが良く、ディフェンスに貢献します。
関学は京大の平岡選手と4回生WR廣田悠人選手のホットラインを最重要警戒。
DB陣の奮起が目立ちました。

2Q終盤には、ふたたび永井選手がエンドゾーンになだれ込み、追加のタッチダウンを奪って大幅リード。
前半を終了しました。

後半は、3Qに星野太吾選手と3回生RB平野日々輝選手の連携が光りました。
星野選手からのサイドへのショートパスをランで稼いでロングゲインすると、最後には中央を突破してタッチダウン。
さらにリードを広げます。

4Qに入るとQBに2回生の長澤崇夫選手が登場。
パスを中心に攻撃を展開しファーストダウンを獲得しますが、直後のパスプレーで京大へインターセプトを献上してしまいます。
しかし、次の京大の攻撃もパスプレーを展開しますが、タッチダウンには至りません。

その後、長澤選手はパスとランでゲインを重ね、試合終了残り5秒の場面でフィールドゴールへ。
4回生K(キッカー)松井勇樹選手がしっかりと決めてダメ押し。
そのまま試合は終了しました。

関西学院大学ファイターズ 41 × 0 京都大学ギャングスターズ

終わってみれば、打倒関学に燃える京都大学をゼロに抑え、相手を圧倒することができた一戦となりました。

3回生WR、立花俊輝選手
「どんな場面でも自分たちの持っている力を出すだけにフォーカスして、自分たちのアメフトをやれるよう取り組みました。例年以上に入念に準備をしていて、その上での結果だったので、とても良かったです」
「この4試合の中でも一番納得できる結果でしたけど、自分の成功の影には、連携してくれているQBやOLの働きがあったからと思っているので、仲間に感謝をしたいです」

3回生RB、永井秀選手
「相手ディフェンスが当たりで勝つと言っていたので、こっちも負けないであたり勝つことを準備していきました。相手DBが狙ってくるかなと想定していたのが、思いのほか引いてきて攻めて来なかったので、自分らしいプレーができました」
「夏に脚をかなり鍛えてきました。その成果がいま結果で出てきているので、自信になっています」

3回生DB、東耕嘉彦選手
「ファンダメンタルをずっと意識して、どんな場面でも自分のアメフトをしっかりとすることを心がけて臨んだ結果、今日はとても良いプレーにつながる動きができたと思います」
「この先も、地に足をつけて自分たちのアメフトができるよう取り組んでいきたいと思います」

4回生DB、藤田昂太郎選手
「京大さんの気迫はすごいことは試合前からわかっていました。だからこそ、浮き足立つことなく自分たちの役割を徹底した結果が、勝利につながったと思います」
「結局は自分たちが己を知ってどれだけ役割を果たせるかだと思います」

今回の勝因は、ディフェンスを制すことができたことではないかと思います。
京大の平岡選手→廣田選手のパスのラインを抑えにかかり、合計で3つのインターセプトを決められたことは、流れを封じるきっかけの一つでしょう。
それでも京大は、パスで繋がる場面もありましたし、ディフェンスを中心に強い印象を受けたので、流れを掴めばもっと苦戦したかもしれません。

一方で関学のオフェンスは、QB星野太吾選手が落ち着きのあるプレーでリードをし、加島選手、立花選手の二人のレシーバーがファーストダウンを奪う要所で活躍するなど、攻撃がつながる場面をしっかりと作りました。

「しっかりと自分たちのプレーができた」と、攻守どちらの選手も口にした京大戦。
「自分たちのアメフトをする」という選手たちの言葉からは、ここまで積み重ねてきたものへの自信が感じられました。
ただ、ここから先は一戦一戦がさらに厳しくなっていきます。
次に待ち受けるのは関西大学、そして立命館大学。
甲子園ボウルへの道を切り拓くためには、ここからの一戦一戦が重要になります。

この京大戦で得た手応えを、次の大一番でどうぶつけるのか。
関学ファイターズのリーグ後半戦から、ますます目が離せません!
この先も皆さんに関学ファイターズを注目してほしい!
ので、今日も言いますよ…

次回は10月18日(日)、MKタクシーフィールドエキスポで、神戸大学レイバンズ戦です。

 

 

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スポーツイラストレーターT.ANDOH

おもにスポーツを題材にしたイラストやデザインの創作で、スポーツ界の活性に寄与した活動を展開中。
プロ野球やプロバスケBリーグのチーム、選手にイラスト提供。
プロ野球選手には、伏見寅威選手(オリックス・バファローズ→北海道日本ハムファイターズ⇨阪神タイガース)、中川圭太選手(オリックス・バファローズ)にロゴデザイン、イラスト提供中。
名古屋在住にも関わらず20年来のオリックスファンであり、その由来とイラストレーターの起源は神戸にある…!?

 

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