スポーツイラストレーターT.ANDOHの「OUTSIDER’s ReCALL」(12)最後の近鉄戦士は、神戸のおしゃれ番長 坂口智隆

2022年10月4日 (文・イラスト/T.ANDOH)

こんにちは

イラストレーターのT.ANDOHです。

昨夜10月3日の最終戦で引退試合を行った、現ヤクルト・スワローズの坂口智隆選手のエピソードをお話ししたいと思います。

近鉄バファローズ最後の現役、皆さんご存知の坂口智隆選手は、神戸国際大付属高校出身の兵庫県民です。

近鉄でもルーキーから存在感を示し、合併後のオリックスでも不動のリードオフマンと活躍してくれましたよね。

高校時代からストリートミュージシャンをやっていたり、シーズンオフには茶髪のアフロで自主トレを公開するなど、明るいキャラとそのユーモアセンスも話題の選手でした。

球団でも屈指の「おしゃれ番長」でしたが、ワイルドな顔に負けず劣らずの熱血選手でもありましたね。

ある日のサーパス(オリックス2軍)時代の坂口選手からも、その横顔をうかがうことができました。

当時のサーパス神戸のファンサービス企画はこれまた独自でして、

試合前のグラウンドに降りて、コーチからシートノックを受けられるという企画がありました。

いつも、内野は馬場敏文コーチにイジりイジられて場を沸かすのが僕らファンの”使命”だったのですが(笑)

ある日、若手選手がノックバットを持った時、いつになくとんでもない打球が飛んできて・・・

渾身の打球をお見舞いされたのでした・・・(笑)

試合前に良いカンジでモチベーション高められたでしょうか。

その日のサヨナラゲームの殊勲は坂口選手でした♪

熱血選手っぷりが結果を伴い、レギュラーを獲得してオリックス・バファローズとして初のクライマックス進出を果たした2008年にはゴールデングラブ賞も取りましたね。

さすが鬼ノッカーは守備が得意なことを証明してくれました(笑)

2012年5月17日のセパ交流戦、

東京ドームの巨人戦だったのですが、たまたま出張で東京に滞在していた僕は仕事上がりで試合観戦。

ちょうど球場入りして最初に見たのが坂口選手のファインプレー。

の、

あとの、脱臼してうずくまる坂口選手まで・・・。

ハッスルプレーで守りを固めた坂口選手は、ヤクルト行ってからも外野だけでなくファーストも守り、その起用に応えた活躍が出来たことは嬉しいかぎりです。

タイトルのとおり、

坂口選手は、2003年入団の近鉄バファローズ生え抜き選手として最後のプロ野球選手。怪我もありながら、19年間、プレーをしてくれました。

熱血漢で個性的な「近鉄らしい」プロ野球選手。

ヤクルトでは連覇、そして昨年はオリックスと日本シリーズも経験して、一時代を終えようとする坂口智隆選手。

記憶にいつまでも残り続ける僕たちのヒーローが、静かにバットを置きます。

 

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スポーツイラストレーターT.ANDOH

おもにスポーツを題材にしたイラストやデザインの創作で、スポーツ界の活性に寄与した活動を展開中。

プロ野球やプロバスケBリーグのチーム、選手にイラスト提供。

オリックス・バファローズには伏見寅威選手、中川圭太選手にロゴデザイン、イラスト提供中。

名古屋在住にも関わらず20年来のオリックスファンであり、その由来とイラストレーターの起源は神戸にある…!?

 

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