オリックス2021年度新人選手入団発表記者会見 K!SPO注目は、地元神戸出身、来田 涼斗選手!

2020年12月23日 (文、写真/編集部)

12月19日に行われた新人選手入団発表記者会見、今年も行ってまいりました!
例年は、ファンクラブ会員のための観覧席も用意されて300人以上が集まるのですが、コロナ禍の今年は、球団関係者、メディア報道陣、選手のご家族が参加。
ソーシャルディスタンスに配置された会場で、会見が行われ、新しくオリックス・バファローズのメンバーとなる12選手が紹介されました。

会見の詳しい内容は、当日の様子がネット配信されたこともあり、
球団のホームページ
各種メディアの報道でも、ご存知のことでしょう。

神戸のスポーツを応援するK!SPOとしては、神戸市出身のこの選手に注目!

ドラフト3位 来田 涼斗 (きた りょうと)選手
#38、2002年10月16日(18歳)180cm / 85kg、外野手、右投 左打、
神戸市立長坂中→明石市立明石商高
小学1年生からお兄さんの影響で野球を始めたそうで、6年生のときにオリックスJr.でプレー、その時のJr.コーチの乾絵美さんが担当スカウトとなり、運命に導かれるようにオリックス入団となりました。
乾スカウトも「ドラフト当日、指名できた時はやった!と思って、本当にうれしかったです」と笑顔で話してくださいました。

先頃、球団のInstagramに6年生当時のユニフォーム姿が #大きくなって帰ってきました と投稿され、ファンも大感激でした!

 

明石商では1年生の時からベンチ入り、1年夏から2年春・夏と3季連続甲子園出場。2年春のセンバツ準々決勝では先頭打者弾&サヨナラ弾を覚えているファンも多いのでは。2年生秋からはキャプテンとしてチームを牽引。センバツ出場も決まっていましたが、コロナ禍で中止となったため、夏の甲子園交流試合に出場しました。華があり、記憶に残る選手です。
この日の会見では「1番バッターでチームの勢いをつける事が出来る選手になりたい」「吉田正尚選手のようなパワフルなバッティングを目指して、日本を代表するような選手になれるように頑張ります」と決意表明しました。

 

そして、もう一人神戸出身の選手が
育成ドラフト2位 辻垣 高良 (つじがき たから)選手
#012 2002年6月10日(18歳)182cm / 83kg 投手 左投 左打
神戸市多聞東中→福島・学法福島高

「幼い頃からほっともっとフィールド神戸で試合を観ていたので愛着があります。好きな選手は岸田投手(現・投手コーチ)」
支配下登録目指して頑張ってほしいです。

 

さて、もう一人注目したいのが、京セラドームのお膝元・大阪市大正区出身の
ドラフト 6位 阿部 翔太 (あべ しょうた)選手
#45 1992年11月3日(28歳)178cm / 78kg 投手 右投 左打
山形の酒田南高→京都福知山・成美大学→日本生命
そして、社会人野球6年目、28歳にしてプロ野球選手になり、生まれ故郷の大阪に戻ってきました。

まだ「球児」の面影がのこる高校生とは違い、大人の雰囲気が漂います。
奥さまとお子さんが見守る中、「自分がNBLの舞台で活躍して社会人野球に良い影響を与えたい」と決意を語ってくれました。
いろいろな場面で培った幅広い野球経験を生かして、京セラのマウンドで活躍してほしいですね。

 

ドラフト1~6巡目、育成ドラフト1~6巡目全選手紹介はこちら

 


<過去コラム一挙掲載!>
オリックス、元メジャーリーガー、女子野球…ベースボール遊民・南郁夫の野球コラム集。

 

南 郁夫 (野球観察者・ライター)
通りがかりの草野球から他人がやってるパワプロ画面まで。野球なら何でもじっと見てしまう、ベースボール遊民。あくまで現場観戦主義。心の住所は「がらがらのグリーンスタジアム神戸の二階席」

著書「野球観察日記 スタジアムの二階席から」好評発売中!
https://kobe-kspo.com/kspo/sp145/

 

 

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