男子プロバスケットボール「B.LEAGUE」 歴史的開幕に立ち会いましたよ～

2016年10月14日（取材・文／草葉達也）

西宮ストークスは9月22日にB.LEAGUEのBリーグとしてスタートしました。六甲アイランドに本拠地を置いていた兵庫ストークスは、日本バスケットボールのトップリーグが再編成され、西宮に本拠地を移転して2番目のカテゴリーであるB2に入りました。私は何度か取材させてもらったこともあり、ずっと応援していました。

ホーム開幕戦の10月1日には行けませんでしたが、2日に試合を見せていただきました。私が力を入れているフットサルと、このバスケットボールは、会場の作り・攻守の交代の激しさ・ファッション性など似ている部分も多く、ある意味勉強という目で見ました。入り口前にはリーグ開幕ということで祝いの大きな花がいくつも立てられ、物販や企画・イベントなど、お祭りという雰囲気でした。

中でも目に留まったのは試合でファンが気になったことを書くコーナーがあり、前日の試合の問題点などをすでに対応していたことです。やはりファンがあってのプロスポーツ。問題点やクレーム、アドバイスに耳を傾け、すぐに対応しているのは当たり前のことなのですが、このように公にするのは改善していくうえで大事だと思いました。

会場はフットサルでも使わせていただいている体育館なのですが、公共のそれほど新しくない体育館ということで、どのように会場作りをするのか見ものでしたが、会場がどうのというよりも雰囲気作りに力を入れていて、音楽やチアリーディングによる盛り上げ、スタジアムDJと配布されたステックバルーンで応援するファンとの一体感が素晴らしかったです。

試合は信州ブレイブウォリアーズを相手に、終始リードする展開。おのずと会場は盛り上がり、前日と合わせて２連勝の幸先の良いスタートでした。チームはリーグ優勝から、トップカテゴリーであるB1を目指します。

ストークスの初期からのメンバーで、チームの要でもある神戸市出身の谷直樹選手に話を聞きました。

「バスケットが良い意味でも悪い意味でも注目されて、それが落ち着いて最高の環境の中でBリーグが開幕し、そこに選手として立てるのは光栄ですしワクワクしていました。ホームでの２試合を２連勝しましたし、本当に沢山のお客さんに観ていただき嬉しかったです。良いスタートが切れたと思います。優勝して１年で上に上がれるように頑張ります！」
「これまでバスケットを見る機会が無かった方も、ぜひ会場に来ていただき、会場の雰囲気や僕たちの生のプレーを観ていただきたいです。応援よろしくお願いします！」

満員の観客の後押しもあり２連勝。これからも快進撃を続けていただき、地元兵庫のプロチームとして頑張ってもらいたいですね！

詳しくは、西宮ストークス　オフィシャルサイトをご覧ください。
http://www.storks.jp

 

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オスカル草葉（草葉達也）1963年　神戸生まれ 作家・日本ペンクラブ会員 日本フットサルトップリーグ・Fリーグ初代アンバサダー 阪南大学講師　宝塚歌劇歴史研究家 宝塚歌劇に関する記述やテレビ出演も多数。 文筆活動だけにとどまらず、おもしろいことなら何でも首をつっこむ行動派作家である。 草葉達也公式サイト…http://oscar-kusaba.com/ 著書「病気・震災105キロ」 アートヴィレッジ…http://art-v.jp/ichinen/byouki-kusaba.html