スポーツイラストレーターT.ANDOHの「OUTSIDER’s ReCALL」(26)どこよりも早い!?オリックス2023シーズンの皮算用(バッテリー編)

2023年1月26日 (文・イラスト/T.ANDOH

こんにちは

イラストレーターのT.ANDOHです。

寒いさむい日本列島ですが、来週にはプロ野球のキャンプが始まるんですよ…!

オリックス・バファローズは見事なリーグ連覇、そして日本一に輝き、新たな体制でシーズンに入ることになりました!

吉田正尚選手、伏見寅威選手の移籍、FAによる森友哉選手の獲得。

大きなニュースではあるものの、それ以外の選手についてはとりわけオフに話題がなかったオリックスです。

たしかに大きな変革ではあったものの、痛手とはならない戦力の充実っぷりが見受けられます。

それでは、あらためてチームの戦力を振り返ってみましょう!

山本由伸投手

宮城大弥投手

田嶋大樹投手

山﨑福也投手

山岡泰輔投手

先発の柱にトラブルはありません。

大きなケガや不調がない限り、この5人中心にローテーションが回されるでしょう。

ここに加えて、山﨑颯一郎投手はじめとしたリリーフ陣の先発転向、新外国人投手が先発に加わるのか?

このあたりがポイントとなります。

新人級の投手がいきなり先発に起用されるパターンはないと思うので、現行のリリーフ陣で先発に意欲を見せる投手が現れるか!?

キャンプの動向に注目ですね。

そしてリリーフ陣。

ここには書ききれないくらいあふれていますね♪

途中加入でまさかの活躍を見せたワゲスパック投手の活躍が救援陣のキーでしょうか。

そして阿部、本田、宇田川投手といった若手投手が今シーズンさらに安定感のあるパフォーマンスができるかもポイント。

クローザーは変わらず平野佳寿投手をセットしてみます。

やや危ない場面も多かった平野投手ですが、衰えは感じないし、契約更改ではまだまだ意欲満々で。

個人的には応援したい選手なので、今年もしっかりと締めてほしいですね。

そして新たな中嶋チルドレンの登場にも期待ですね。

勝負の年と感じるのは黒木投手とか…。

若手からベテランまで豊富な頭数は、今までになく揃ってますね。

そして問題はキャッチャーですわ。

伏見寅威選手と森友哉選手が入れ替わり…

右投手に若月選手・左に伏見選手だった昨年からは大きな変換点となるでしょう。

何しろ森選手ですから!

若月選手とはガチンコの勝負となるわけです。

それでも、それぞれに長短はありますし、分業も十分考えられる状況です。

しかし、若月選手にとっては、森友哉選手は当然ながら最大のライバル!

同い年でもありますし、実績は抜群。

満を持してのFA移籍ですから…!

ねぇ(笑)。

山本投手の相方がどっちになるのか、というより、

ほんとうに、この長いシーズンをフルで闘えるポテンシャルを持つ選手をやはり正捕手に求めたいですから。

若月選手にとっては森選手に負けられない。

そんな状況にどうしてもなってしまう…。

そこにきて、

さぁ

頓宮選手はさらにシビアな勝負を突きつけられます。

森選手の加入も捕手でのプレーを宣言してますので、キャッチャーとしての起用機会をいかに増やしていけるか。

後半戦バッティングで頑張りましたが、チャンスでもっと結果を出して欲しいのがファンとしての本音。

キャンプでどのようなテーマを持って取り組むかが気になる選手です。

はい

てなわけで、戦力を振り返りながら今シーズンのそれぞれの選手の課題をしっかりと受け止めてキャンプを楽しみたい。

こんな“皮算用”なんかしちゃって、バチが当たらないだろうか…(笑)。

まだまだ弱いオリックスを長年見てきた人間としては、こんなに贅沢に戦力がポンポンと出てくる状況にまだまだ戸惑いがちですが…。

長いスパンで安定した基盤とどれだけの新陳代謝がこの後も見られるかを楽しみにしたいですね。

次回は野手編! お楽しみに!

 

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スポーツイラストレーターT.ANDOH

おもにスポーツを題材にしたイラストやデザインの創作で、スポーツ界の活性に寄与した活動を展開中。

プロ野球やプロバスケBリーグのチーム、選手にイラスト提供。

プロ野球選手には、伏見寅威選手(北海道日本ハムファイターズ)、中川圭太選手(オリックス・バファローズ)にロゴデザイン、イラスト提供中。

名古屋在住にも関わらず20年来のオリックスファンであり、その由来とイラストレーターの起源は神戸にある…!?

 

 

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