スポーツイラストレーターT.ANDOHの「OUTSIDER’s ReCALL」(17)最強の野球専門学校「関メディベースボール学院」~1~

2022年11月25日 (文・イラスト/T.ANDOH

こんにちは

イラストレーターのT.ANDOHです。

兵庫県に、日本屈指の野球専門学校があることをご存知ですか?

その名は「関メディベースボール学院」。

プロ野球もオフに入りましたので、未来のプロ野球選手を育てているこの関メディベースボール学院をご紹介します。

関メディベースボール学院の代表を務めるのが、井戸伸年さん。

近鉄―オリックスでプレーをした元プロ野球選手です!

井戸さんは育英高校、徳山大学(山口県)から社会人野球の住友金属でプレー。

入団1年目で会社の休部にともなう住金鹿島へ転籍も経験しつつ都市対抗や日本選手権の出場にも貢献しますが、社会人を3年で退部します。

25歳の年に一転し渡米!

シカゴホワイトソックスと契約しマイナーリーグでもプレー。

しかし1年で帰国を決め、いよいよプロ野球の世界へ。

大阪近鉄バファローズのテストに合格し、2002年のドラフト9位で入団します。

坂口智隆、大西宏明、下山真二選手と同期入団ですね。

遅咲きながら豊富なキャリアをひっさげてプロ野球に挑戦。

途中で球団合併にも直面し、井戸さんはオリックス・バファローズへ。

しかし、合併初年度の2005年には戦力外通告を受け、そのまま引退をされました。

すごい球歴ですね。

しかし、野球に賭ける挑戦精神はプロを引退してからも冷めることはありません。

2006年にはこの「関メディベースボール学院」の前身となる「関西メディカルスポーツ学院」のコーチに就任します。

サラリーマンの傍らで始めたコーチ業でしたが、2009年には学院の経営を引き継ぎます。

井戸さんは代表として、そして現場でも総監督として先頭に立ち、いまでは小・中・高校の各部でクラブチームがあり、その上には社会人野球クラブチームもあるビッグクラブに成長させます。

中学生で硬式野球をやりたい(=高校球児やプロを目指すってことですよ)小学生からは、関メディでプレーすることが目標になっている子どもたちも出てきています。

大学、社会人、アメリカ、そしてプロ!

全部経験している井戸さんはとにかく明るくてポジティブ!

そして、

野球に対する自身の取り組み方、育て方の理念を、関メディを通じてしっかりと表現されており、それがチームの躍進と成功にもつながっています。

そのうちの一つが、

試合会場に京セラドームを借りる!

とか、

もう一つは、

豊富なコーチ陣には、元プロの一線級の方がいたりとか!

とにかく、見てる先がすっごく大きくて、やることもビッグです。

一方で、その大きな目標にしっかりと目指せるための意識作り、身体作りも構築されています。

井戸さんの持つ「関メディイズム」は1話では話しきれません!

そして、これは関メディの試合を一度見てみたい!

そう思って、11月中に開催された中学生のヤングリーグの試合に行ってみました。

行ってみれば、井戸さんの「関メディイズム」は、期待を裏切らず球場に着いていきなり見せつけられます・・・!

詳しくは次回のこのコラムで!

最後に、

井戸さんの次なる挑戦が「舞洲に1万人のお客さんを集める」プロジェクト。

2023年の3月4日(日)、舞洲の大阪信用金庫スタジアムに1万人の観客を集めて関メディの野球を見てもらう!

そんな企画も進んでおります!!

当コラムでも、次回以降シリーズで関メディベースボール学院の活動と、このプロジェクトの進行を紹介していきます。

 

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スポーツイラストレーターT.ANDOH

おもにスポーツを題材にしたイラストやデザインの創作で、スポーツ界の活性に寄与した活動を展開中。

プロ野球やプロバスケBリーグのチーム、選手にイラスト提供。

オリックス・バファローズには伏見寅威選手、中川圭太選手にロゴデザイン、イラスト提供中。

名古屋在住にも関わらず20年来のオリックスファンであり、その由来とイラストレーターの起源は神戸にある…!?

 

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