ナミコのおでかけ日和(23)貸切の遊歩道で桜吹雪を浴びてきた〜神戸市灘区・臨港線

2026年4月11日(文・写真/ナミコ

こんにちは。ナミコです。今回もお花見スポットのご紹介です。
「地元でお花見」の第2弾は、臨港線。
臨港線と聞いて場所がわかるのは、地元の方に限られるのではないでしょうか。
公園?遊歩道?いや、線路?
臨港線がどこかというと、ここです。

臨港線とはJR神戸線の旧東灘信号場(現在の摩耶駅)から神戸港に繋がっていた神戸臨港線跡を活用した遊歩道。いわゆる廃線跡です。
廃線跡というと「戦時中に汽車が走っていた」というイメージだったのですが、こちらの線路はほんの20年ほど前まで使われていた上、場所は人も車も行き交う神戸の中心部。
そのためか廃墟のイメージは全くありません。
整備された遊歩道には1km以上にわたって桜が植えられ、桜の開花シーズンに訪れるともれなく桜吹雪を浴びることができる、お手軽な花見スポットなんです。

今回は西側(春日野道側)からお花見スタート

約1kmにわたって旧線路沿いに植えられた桜並木は圧巻。
線路には入れませんが、鉄道好きならたまらないスポットではないでしょうか。
この日もカメラを手に、桜と線路を撮影している方も見かけました。

筆者が訪れた日は、近隣の小学校で入学式が行われていたようです。
おめかしした新1年生たちが保護者と手を繋ぎ、続々と桜のトンネルを通って登校していきます。
ときおり舞う桜吹雪の中、日本の春を感じて無関係のオバハンも心が洗われるひとときでした。

東に進み、国道2号線を跨ぐ架道橋を渡ります。
ふと見上げると、電車に使われていた架線柱が。

もちろんここでも立ち止まって撮影できます。
市立科学技術高等学校が見えてくると、また桜のトンネルが迎えてくれます。

ミニSL復活?

かつて科学技術高校の生徒さんが走らせたミニSLの線路が見えてきました。

高校のブログによると、指導教員退職のため10年以上使われることなく「廃線」と化していたそうですが、ついに昨年走行が復活したそう。
昨年使ったばかりとあって、線路もきれいに整備されていました。
今後も楽しみにしたいと思います。

科学技術高校を通り過ぎ、かつての鉄橋から階段を降りると、土台として使われていた石垣が見えます。この石垣を見ると、鉄道が走っていたことを実感できますね。

都心で20分の癒し時間

東端に到着しました。

JR灘駅、阪神岩屋駅、ともにすぐそこに見えています。
徒歩での所要時間は約20分。
桜を見ながらゆっくり歩き、ときどき立ち止まって写真を撮りましたが、あっという間の時間でした。
期待通りの桜吹雪を見ることができ、大満足でした。
元気と時間があれば、このまま王子動物園の桜もお代わりできそう。
かつては電車が走り、そして現在通行できるのは自転車・歩行者のみ。いまだに自動車は立ち入れない臨港線。
立ち止まるもよし、歩くもよし。

ベンチもたくさんあるので、桜の下で休憩や読書をしながら、森林浴ならぬ「桜浴」も可能です。ジョギングコースとしても整備されています。
桜以外にも花がいっぱいの臨港線。心が疲れたらぜひ訪問してみてくださいね。

今回ご紹介したのは
臨港線
住所:神戸市中央区脇浜町3丁目~灘区岩屋北町5丁目
JR灘駅または阪神春日野道駅から徒歩2分 
桜吹雪を浴びるなら、西側(春日野道側)からスタートがオススメ
臨港線についてはこちらもご覧ください

 

 


ナミコ

セは阪神、パは阪急を応援しながら阪神間で生まれ育った昭和生まれのママライター。
幼少期の憧れの人は福本豊。阪急
ブレーブスを知る最後の世代として、西宮ガーデンズに行くたびギャラリーとメモリアルスポットを巡礼しては熱く語るためママ友たちにウザがられている。趣味は野球観戦と鉄道旅行。

 

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