スポーツイラストレーターT.ANDOHの「OUTSIDER’s ReCALL」(66)シリーズ男は誰だ!?

2023年10月27日 (イラスト、文/T.ANDOH)

こんにちは!スポーツイラストレーターのT.ANDOHです。
ドラフト会議に続き、いよいよ10月28日から日本シリーズですね!!「夢の関西決戦」として注目を集めています。
しかーし!
ホームアドバンテージが生きるのか!?こちらもまた話題となっております…。
悲しいかな、阪神タイガースには逆立ちをしても人気では劣勢のオリックス。しかも、本拠地の京セラドームは阪神も準本拠地として使用している球場ですから、人気に加え「地の利」の面でも優勢なのはタイガース。
岡田彰布監督はオリックス監督の先輩でもあり、タイガースに有利な条件が揃ってます。
と、悲観ばかりもしてられない。

なんとかチャンスをモノにして、日本一を取りにいこうじゃありませんか。
そこで、ベタですが「シリーズ男」になりそうな選手を紹介したいと思います。
しかも!
タイガースに強い選手はおらんものか?
と思い、甲子園球場での打撃成績の良い3人のバッターを取り上げてみましょう。

シリーズで活躍するといえば杉本裕太郎選手。
昨シーズンも日本シリーズMVPを獲得し、今回のクライマックスでもMVPを獲得した「オイシイとこどり」男でもあります(笑)。
そんな杉本選手、甲子園でもよく打ってるんです。
今季は交流戦でタイガースの湯浅投手から逆転のホームランも打ってますよね。
クライマックスで起こした脚の怪我も心配されてますが、ベンチ入りが発表されていますので、ここぞというときに期待したいです。

続いて甲子園に強い選手が紅林弘太郎選手。
打率こそ低いですが、これでも実はオリックスの野手でトップ3の打撃成績なんです。
それに、得点圏でのしぶといバッティングが期待できる選手ですから、紅林選手がいつもどおりのスタイルで大一番で臨んでくれさえすれば、活躍を期待したい選手です。

そして最後にあげるのが、待ってましたの頓宮裕真選手。
クライマックスで満を辞しての登場は感動でしたね。
怪我による離脱をもってしても、首位打者を約1カ月キープしながら獲得できた、今季チーム1ノっている男です。
代打で出てくるだけでも打てる雰囲気を醸し出す、相手にとっては嫌なバッターであることは間違いない。
終盤戦およびクライマックスでは塁を進めても打ち上げてしまう。
そんな打撃の”力(りき)み”が感じられたオリックス打線。

杉本選手の強運、頓宮選手の佇まい、紅林選手の思い切りの良さ。
それぞれのポテンシャルがしっかりと流れを作ってくれれば、タイガースの強力打線にも負けない点の取れる試合展開に持ち込めるのではないでしょうか。

ロースコアが予想されているシリーズでもあります。
「1点の重み」が大きな影響を及ぼしそうな日本シリーズです。
各選手が”らしさ”を発揮してシリーズにの臨み、接戦を制してほしい。
そのカギとして、クリーンナップの杉本選手、頓宮選手。
そして下位打線で紅林選手。
ただ、3人ともに怪我を抱えてのシリーズでもあるので、起用法にも注目です。
てことで、
「つねに平常心で!」
日本中が注目する「関西決戦」にオリックスらしい野球で戦い、少しでもファンが増えていくとありがたいですよね。

 

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スポーツイラストレーターT.ANDOH

おもにスポーツを題材にしたイラストやデザインの創作で、スポーツ界の活性に寄与した活動を展開中。

プロ野球やプロバスケBリーグのチーム、選手にイラスト提供。

プロ野球選手には、伏見寅威選手(北海道日本ハムファイターズ)、中川圭太選手(オリックス・バファローズ)にロゴデザイン、イラスト提供中。

名古屋在住にも関わらず20年来のオリックスファンであり、その由来とイラストレーターの起源は神戸にある…!?

 

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