スポーツイラストレーターT.ANDOHの「OUTSIDER’s ReCALL」(20)いくぜ今週末は、甲子園ボウル!!
2022年12月15日 (文・イラスト/T.ANDOH)
こんにちは
イラストレーターのT.ANDOHです。
プロ野球はオフです。
わが応援するオリックスはオフも賑々しいですが、冬だからこそ楽しめるスポーツも紹介したい!
てことで、
僕のなかでの3大スポーツであるアメフトを!
そして、
兵庫でアメフトといえば、そう!「甲子園ボウル」!!
こんどの日曜(12月18日)に迎える第77回「毎日甲子園ボウル」をご紹介します。
「甲子園ボウル」
関西にお住まいなら耳にしたことある方も多いと思いますが、いまいちメジャーではないアメフトという競技。
そして、甲子園でアメフトをやるって、どんな大会なの!?
っていう方も多いと思います。
でも、
野球とアメフトが好きな僕としては、K!SPOに連載を始めた当初から、
「K!SPOだったら甲子園ボウルの取材ができる♪」
っていうのが密かな楽しみでした(笑)。
そもそもアメフトってどんなスポーツなの?
ラグビーと似たスポーツで、肩にプロテクターをつけてずんぐりした選手たちがぶつかり合ってるスポーツだという印象があるでしょう。
そのとおりです(笑)!!
漢字では「鎧球」!!
プロテクターをつけ、ヘルメットをかぶらなきゃいけないような危険なコンタクトスポーツなのですが・・・
全力でゴールを目指して走る!
走ってくる相手を身体で必死に止める!
攻守ともに先の先を読むシフトとセットプレーが高尚な駆け引きを生む!
正確かつ鋭いパスでビッグプレーが生まれる!!
強靭で卓越した身体能力と、瞬時の判断を求められる頭脳が必要なスポーツで、アメリカの大学では花形のスポーツ。
日本でも関東関西では、六大学を中心にさかんに展開されている競技なんです。
「甲子園ボウル」は、そんな東西の大学の頂点がぶつかる日本一決定戦!
学生アメフトにとっても、まさしく「聖地・甲子園」なのです!!
今年は兵庫県の名門「関西学院大学」と、東日本代表は「早稲田大学」が対戦します。
関学は7年連続出場、5連覇をかけての「甲子園ボウル」となります。
K!SPO的には、ぜひとも関学を応援しましょう!
とばかりに、
関学中心に「甲子園ボウル」を語っていきたいと思います。
情報収集もしてみました。
あの!
名物球団職員さんも、じつは学生チームを指導しているほどのアメフトフリークなんです!!
某さんのお話では、関学はまずディフェンスが楽しみだと。
3回生のトゥロターショーン礼選手(背番号93)は、並外れた身体能力でディフェンスラインをがっちり堅守。
さらに攻撃の司令塔であるクォーターバックを直接攻撃するQBサックにも強いんです。
アメフトは戦国時代の鶴翼の陣形を彷彿とする横並びのフォーメーションから攻守を争う「陣取り合戦」とも言えるのですが、
攻撃側にもオフェンスラインと呼ばれる、ディフェンスラインを全力で止める選手たちが対峙します。
その相手方の動きを読み、攻撃の芽を潰すのがディフェンスラインのポイント。
今シーズンの関学は、立命館、関大と3行が三つ巴する混戦を制したのですが、そのリーグ戦で最優秀選手となったのが、このトゥロターショーン礼選手です。
攻撃側はといえば、
攻撃の起点であり、ゲームをコントロールするクォーターバックはなんと1回生!星野秀太選手(背番号13))。
野球では正捕手とも言えるチームの頭脳こそクォーターバック。
1回生クォーターバックがリーグ戦で先発出場したのは26年ぶりのこと!!
レギュラーシーズン最終戦も先発出場した星野選手が、どれだけのタッチダウンを導けるか。
そして、
そんなクォーターバックからボールを受けてゴールに向かって前進するランニングバックの3回生、前島仁選手。
お父さんの純さんも関学で伝説のクォーターバックだったという二世選手!
もともとクォーターバックだったというクレバーなランニングバックは、パスを受けるレシーバーもできる逸材。
いかに得点を稼ぐ予測と判断ができるか。
秀逸なパスプレーが学生アメフトの見どころの中、関学はこのクォーターバックがしっかり生きるオフェンスラインを確立することがポイント。
とは、
某球団職員さんのご意見でもあります。
対戦相手の早稲田大学も、今シーズンは圧倒的な攻撃合戦を制して甲子園にのぞむとのことなので、いかにディフェンスが止められるか。
そして、流れを自チームのオフェンスに引き寄せてノッていけるか!?
攻守のポイントとなるこの3選手を中心に試合の展開と会場の雰囲気をお伝えしたい!!
そして
アメフト好きの方にも!アメフト知らない方にも!
アメフトをさらに好きになるきっかけとなってほしい第77回「毎日甲子園ボウル」。
今週末の12月18日(日)13:05キックオフ。
当日は現地取材!
からの~
ぜひK!SPO読者の皆さんも、これをきっかけに「甲子園ボウル」
ご覧いただいてはいかがでしょうか?
※イラストの転載・無断使用はご遠慮ください。使用をご希望の場合はK!SPO編集部までご連絡ください。
スポーツイラストレーターT.ANDOH
おもにスポーツを題材にしたイラストやデザインの創作で、スポーツ界の活性に寄与した活動を展開中。 プロ野球やプロバスケBリーグのチーム、選手にイラスト提供。 プロ野球選手には、伏見寅威選手(北海道日本ハムファイターズ)、中川圭太選手(オリックス・バファローズ)にロゴデザイン、イラスト提供中。 名古屋在住にも関わらず20年来のオリックスファンであり、その由来とイラストレーターの起源は神戸にある…!? |
Twitter でK!SPOをフォローしよう!
Follow @info_kspo