子どもも大人も、走る楽しさを。 HAT神戸ドリームラン、元気に走りました!

2017年1月8日(取材・文/K!SPO編集部)

1月8日にHAT神戸のハーバーウォークを走るマラソン大会「第1回 HAT神戸ドリームラン」が開催されました。午前中はリレーマラソンのハーフと5km、午後からはソロマラソンのハーフと30kmが行われました。当日はあいにくの雨模様でしたが、小・中学生から大人まで、リレーマラソン45組229名、個人546名のランナーが、元気いっぱいに楽しく走りました。

ドリームランを主催するドリランマラソン実行委員会の代表、六反国男さんにお話を伺いました。

六反さんご自身、以前は市民ランナーとしていろいろな大会に参加し、マラソンを楽しんでいました。きっかけは第1回の神戸マラソン。友人の応援に行き、自分よりずっと年上のランナーが走っている姿を見て「メタボだし、運動不足だし…自分も走ってみよう」とまずはエントリー、参加した大会でマラソンの楽しさに目覚めたそうです。

とはいえ、走るだけではやっぱりしんどいので、旅行も兼ねて全国各地のレースに参加。ご当地ならではのグルメやおもてなしを楽しみながら、5kmレースからウルトラマラソンまで、50もの大会を走りました。約4年のランナー歴で、体重82kg→66kgまで落とすことができたそうです!
そうするうちに「自分も大会を運営して、走る楽しみを多くの人を広げたい」との思いから、なんと、マラソン大会を企画・運営する会社を2015年に設立したのです。

都市部の大規模大会はどこも人気が高く、参加するにも抽選になっていますが「地方で初心者が気軽に参加できる大会は、まだまだ少ない」のが現状です。六反さんが「旅ランナー」として各地で楽しんだ経験から、「マラソンを通じて地方の活性化に寄与したい」と、その地域の魅力を知ってもらえるようなレースを企画しています。また、子どもたちが参加できるレースを必ず設定し、家族いっしょに楽しめるのもドリランマラソンの大きな特徴です。

マラソン大会の開催は、コースの設定から告知、エントリー、参加者への連絡、安全面の確保まで、綿密な準備が必要。地元行政や警察との連携も欠かせません。それらの課題を、協力スタッフと共にひとつひとつクリアしながら、大会を運営しています。2016年は鳥取、出雲、富山、福井や、三田有馬富士でリレーマラソン、クロスカントリー、ランフェスinあわじなど、各地で開催されました。

そして、今回の地元・神戸でのHAT神戸ドリームラン。参加者の半数が県外からのエントリーだそうで、神戸の一日を楽しんでもらえたことでしょう。阪神・淡路大震災から22年という1月17日を控え、震災後に再開発されたHAT神戸を舞台にした大会は意義深いものであったと思います。

ドリランマラソン実行委員会では、2017年も各地で開催予定。「旅ラン」を楽しみたい方は要チェックです!

ドリランマラソン実行委員会
http://www.drerun.com

HAT神戸ドリームランHP
http://drerun.jp/hatkobe/

 

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