マラソンの挑戦は「基本」が大事！ トップアスリートに学ぶ、アシックスランニングクラブ

2016年4月29日（取材・文／K!SPO編集部）

ゴールデンウィークに入り、各地でスポーツイベントが開催されていますね。
連休初日の4月29日、灘区の王子スタジアムで行われた「アシックスランニングクラブ in 王子」に行ってきました！
アシックスジャパンと神戸市スポーツ教育協会の主催で、より多くの人にスポーツに親しんでもらおうと企画されたランニングレッスンのイベントです。初心者からベテランまで、21～72歳の約100人の市民ランナーが参加。2000年シドニーオリンピック女子マラソン7位入賞の山口衛里さんをコーチに招き、マラソン大会を意識したトレーニングや走り方を教えてもらいました。

お天気に恵まれたものの風の強いこの日、まずは体を温めるために軽くジョギング。そして「走る前のストレッチ」。長い距離を正しいフォームで走るには、足腰はもちろん、肩甲骨の周りなど身体全体の筋肉を入念にほぐすことが大切、とアドバイス。身体の軸がぶれないように、足を高く上げるスキップや腰を落として大股で歩くトレーニングも教えてもらいました。

後半は、タイムごとに3つのグループに分かれてトラックをランニング。マラソンで大切な給水について、こぼさないよう、むせないように摂るコツを具体的に説明、実際に練習できました。周回しながら、向かい風、追い風の時のフォームのチェックも。
ランニングの後は「走った後のストレッチ」。身体を整え、疲労を回復するためのストレッチで、走る前のストレッチとは違う身体の動かし方を習いました。山口さんの指導は具体的でわかりやすく、実践にすぐに役立ちそうです。

よしもとの「走る芸人」ちゃらんぽらん・冨好さんも参加。休憩時間には「ランニングあるある」ネタで参加者の皆さんを沸かせていました。マラソンが趣味という冨好さん、かなり本気のサブ４ランナーです。

山口さんは西脇工業高校出身「学生時代、合宿で走った王子スタジアムはなつかしいですね」と久しぶりの神戸を楽しんでいらっしゃいました。「せっかく走るのなら、怪我をしないようよう、リラックスして楽しく走ろう」と市民ランナーにエール。

トップアスリートに直接アドバイスをもらうことができると、参加者の皆さんも大満足でした。アシックスのシューズも貸し出ししていて、おすすめモデルを履いて試走できるのもうれしいですね。次回は9月に予定されています。

 

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