ナミコのおでかけ日和（19）ホテルの新オープンには評論家まで駆け付けた！キッザニア甲子園　ホテルパビリオンオープンセレモニーレポート

2025年12月20日（文・写真／ナミコ）

こんにちは、ナミコです。今回はキッザニア甲子園に約8年ぶりにオープンした「ホテルパビリオン」オープンセレモニーの様子をご紹介します。

子ども達が好きなおしごとにチャレンジし、楽しみながら社会の仕組みを学ぶことができるこどもが主役の街「キッザニア」。
対象年齢の子どもがいないグループは入場すらできません。
そのため身近に子どもがいないとなかなか入る機会もない「子どもの国」キッザニア。
どんなパビリオンがあるのかちょっとのぞいてみたい、という方もいるかもしれませんね。

スポンサーはビジネスマンの味方、東横イン

そもそもキッザニアには100以上のおしごとがありますが、パビリオンはすべてスポンサー企業の協賛で成り立っています。
そしてキッザニアでは同じ業界からの複数社の出展は不可というルールがあるため、スポンサー次第で、キッザニアには存在しないおしごともたくさんあるんです。

実はキッザニア甲子園には以前にもホテルのパビリオンがありましたが、（当時のスポンサーは阪急阪神ホールディングス）残念ながら2017年に終了しています。
そのため今回は約8年ぶりにキッザニアにホテルが復活ということになりました。
子どもたちにも親しみがあるホテルパビリオンオープンは、個人的にもとても嬉しいニュースです。
今回の出展に向け、東横インの社長自ら打ち合わせに参加したという、気合の入ったパビリオン。いったいどんなものなのか？一足早く見学してきました。

セレモニーは子どもたちが司会進行

さすがこどもの国キッザニア、オープンセレモニーは、キッザニア甲子園のこども議会議員が中心となって進行されました。

東横イン黒田麻衣子社長、KCJ GROUP圓谷（つむらや）道成社長の登壇の後、カメラはホテルパビリオン前の中継カメラに切り替わります。
そこには子どもたちと同じ、ホテリエの制服に身を包んだホテル評論家、瀧澤信秋さんの姿が。
いつもホテルを批評する側の瀧澤さん、今回は実際におしごとを体験されたとのこと。
感想を尋ねられると
「評論では時に辛口でコメントしていますけど、いざ自分でやってみると全然ダメでした、腰は痛いし脚は痛いし」
とすっかり弱気のコメントに、大人たちから笑いが起こります（笑）。

リアルな２種類のおしごと体験

ホテルパビリオンで体験できるのは「ホテリエ」と「メイクスタッフ」。フロントでのチェックイン作業やベッドメイキングのおしごとが体験できます。
フロントでは東横インのマニュアルに沿って、子どもたちが端末を操作し、丁寧ながらも手早くチェックインが行われました。
無人フロントでの自動チェックインも増えている中、対面チェックインにこだわる東横イン。キッザニアでも「おもてなし」の気もちがこもった接客が反映されています。

次に奥の客室ドアを開けると、ビジネスマン御用達のシングルルームが完全再現されていました。
ここでは三角巾とエプロンを身に着けたメイクスタッフがおしごと中。
布団や枕をセットし、掃除道具を使ってテキパキと客室を仕上げていきます。

あっという間にメイキングが終了。
そこには見慣れた東横インの部屋ができあがっていました。

キッザニア史上初、３日連続オープン

今回のホテル出展は、東横インの創業40周年記念事業の一環として決定したそう。
決定の報には社員の方からも喜びの声が上がったという、念願のパビリオンオープン。
しかも今回は東京、福岡と国内すべてのキッザニアに3日連続でオープンするという史上初の試みとなりました。
「すべてが平準化され、どこでも同じ安定したサービスが受けられるのが東横インの素晴らしいところ」
との瀧澤さんの言葉通り、キッザニアでも「いつもの東横イン」が迎えてくれるはずです。
※大人はパビリオン内には入れません