スポーツイラストレーターT.ANDOHの「OUTSIDER’s ReCALL」(117)甲子園ボウルへの道!関学ファイターズ、11月23日に神戸ユニバで準々決勝
2024年11月20日(イラスト・文/T.ANDOH、写真/Azusa Suzuki)
こんにちは!スポーツイラストレーターのT.ANDOHです。
先日、関西学生アメフトリーグが終了し、お伝えしたとおり関西学院大学ファイターズは立命館大学と同率優勝。
直接対決の勝敗で2位相当となり、甲子園ボウルをめざす全日本大学選手権の準々決勝にのぞむこととなりました。
上の画像が組み合わせです。
全日本選手権は関西と関東のリーグは1位~3位までが出場。
そして、北海道から九州まである全国各地の地方をブロックに分けたリーグ戦勝者が先にトーナメントに現れて対戦をしており、先週末までに準々決勝となる8チームが出揃いました。
関学ファイターズは11月23日に神戸ユニバー記念競技場で慶應大学と対戦。
今回は、この8強の戦いの展望を紹介して、関学ファイターズの戦い方をご紹介しましょう。
慶應大学は今年の春の交流戦で対戦をしました。
当時は30対7で慶應大学を1つのタッチダウンに抑えて勝利。
春の初戦の話になるのであまり参考にはならないですが、2回生RBの深村選手なども登場してランが活きたゲームでした。
慶應大学に勝利できれば、次は法政大学と中京大学の勝者。
法政大学は今季もリーグ戦優勝を飾ったチームであり、昨年の甲子園ボウル出場校!
甲子園ボウルの対戦カードが準決勝で見られます!
今季の大学選手権は、関西関東もシャッフルしてトーナメントが組まれました。
そして準々決勝から関西と関東の対戦ともなり、もう片方のトーナメントを見ても、関西の2位3位がそれぞれに配置されています。
関西を主体に見れば、もう片方は首位の立命館大学と3位の関西大学が準決勝で再び対戦をすることにもなります。
立命館と関大はレギュラーシーズンでは関大が勝利していますし、正直いって関西の3強はもう順位関係なく拮抗するため、どっちが勝つか分からない状況です。
関学側にとっても関東首位の法政が上がってくる可能性が高いです。
関東リーグの優勝チームであり、春でも今季の対戦がなかった相手なので、しっかりと対策が必要。
今回の大学選手権は、こうして関西関東の3強が出揃うだけでも、かなりの脅威のなかで試合に臨むことになります!!
そしてそれぞれの勝ち上がりによっては、甲子園ボウルが関西対決または関東対決の可能性もあるわけです!!
現在の学生アメフト界を見れば、勢力は西高東低。
お世辞抜きにも関西のレベルが圧倒的に高い状況なので、甲子園ボウルが関西同士の対戦となると、地元ということもあり大いに盛り上がるでしょう。
一方で西高東低のレベル差が拡大しかねなく、人気にも偏りができないかという懸念も出てきます
だからこそ関東のチームにも頑張ってもらいたいところもありますね。
さて、このような対戦で甲子園ボウルをめざす関学ファイターズです
オフェンスの話をすれば、QBは1回生の星野太吾選手を中心にRBの4回生、伊丹翔栄選手と澤井尋選手のコンビのラン攻撃が展開されるでしょう。
ただ星野太吾選手の兄であり、関大戦で怪我をしたエースQBの星野秀太選手の回復がわからない状況なのが心配です
QBは4回生の林孝亮選手と柴原颯斗選手がサブに控えており、サウスポーの林選手はレギュラーシーズンでも随所で星野選手と交代をし、チームを牽引しました。
個人的にはディフェンスがキーになるのではと思っています
とりわけ頑張ってほしいのがバックス!
副キャプテンの4回生DB中野遼司選手を筆頭に、あらゆるパターンの攻撃にもガッチリと対応をしてほしい。
レギュラーシーズンでは4回生の岩本航輝選手や、
2回生の永井慎太郎選手
ほかにも3回生DBの加藤圭裕選手の活躍が見られました。
オフェンスもディフェンスもワイドな部分がしっかりと仕事ができると、かなり優位になると思うんですよね。
レギュラーシーズン中でもDBの動きが勝負に影響した場面も大きいので、ガッチリ抑えてほしいと思います!
甲子園ボウルまであと2試合。
準々決勝は地元神戸での試合となりました!
その次にファイターズが見られるのは、勝ち上がっての甲子園となります。
甲子園ボウルを楽しむためにも、ぜひこの大学選手権をたくさんの人に見てほしい。
なので、まだまだ言います!!
準々決勝の慶應大学戦は11月23日(祝・土)、
神戸ユニバー記念競技場で13時からの試合となります。
入場料は正面ゾーン指定席は3,000円、
一般席が前売りで1,800円(当日2,000円)。
大学生は1,000円で、高校生以下は無料!
ぜひご家族で、お友達で、冬はアメフト観戦をいかがでしょうか
そして、関学ファイターズの甲子園までの歩みを、僕たちと見届けませんか。
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スポーツイラストレーターT.ANDOH
おもにスポーツを題材にしたイラストやデザインの創作で、スポーツ界の活性に寄与した活動を展開中。 |
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