スポーツイラストレーターT.ANDOHの「OUTSIDER’s ReCALL」（41）やったぜ！関学ファイターズ、学生初のアメフトフェス開催！その２

2023年5月18日（文・写真／T.ANDOH）

臨場感…
と言うより、ここまでの距離感で、これだけピースにスポーツを楽しんでいいの！？
という、スポーツの現場にいるからこそ感じてほしい魅力たっぷりのイベントをご紹介してまいりました。

さぁ続きです！
試合は前回のレポートの通り、14-10で関学ファイターズの勝利！！
日大OB、ファンも含めぐるりと囲んだ観客からは大きな声援が両チームの健闘を讃えました。

そして、このあとは”アフターパーティー”
もはや”後夜祭”ですね。
両チームの選手、スタッフ、来場客やOBの皆さんもみんながフィールドに入っての交流が始まりました！
もともとが、関学と日大のあのわだかまりを氷解する機会だったのかもしれませんが、そんな無粋なことを指し引いて、心から健闘を讃え合い、純粋に笑顔で交流する姿が本当に美しかったです。
そして、
OBにとっては頼もしい後輩であり、ご家族にとっては頼もしい息子であったり、同級生や僕らファンにとっては、本当にキラキラした選手たちに会うことができる！
コロナ禍が収まって、あらためてここまでの交流が戻ってきたこともまた感動をもたらしてくれました。

フィールドでは、4回生ランニングバックの前島仁選手と、そのお父さんでありやはり関学ファイターズOBで、かつてのミルズ杯獲得選手でもあるレジェンドの前島純さんとも写真を撮らせていただきました！

そしてヒロTさんとも…（笑）

試合が終わってからも続いた両チームの交流は、冬の甲子園ボウルへつながる新たな闘いと絆のスタートとなりました。

アメフトはご覧の通りの、激しいコンタクトスポーツ。
そこには、力でねじ伏せるだけでは成り立たないものがああります。
ルールにのっとり競技をすることで、互いが信頼と尊敬を持たないと成り立たないのもまたコンタクトスポーツ。
どっちかが卑怯な心を持っていると、お互いが怪我しちゃいますからね。
だからこそ、他人を敬い、自尊心を育むことがアメフトの魅力であり、学生スポーツとして盛り上がってほしいと思います。
そんな学生たちの熱い情熱を感じて、アメフトを楽しんでもらいたい。