スポーツイラストレーター T.ANDOH の「OUTSIDER’s ReCALL」(174)太田椋選手と渡部遼人選手の自主トレを見に行ってきた!
2026年1月27日(写真・文/T.ANDOH)

こんにちは!スポーツイラストレーターのT.ANDOHです。
プロ野球はキャンプイン直前。
1月は各地で選手たちが自主トレに励む時期ですが、今回はご縁をいただき、オリックス・バファローズの太田椋選手と渡部遼人選手の自主トレを見学してきました。
後述しますが、両選手が着用するウエアのデザインやイベント告知ビジュアルを担当させていただいたんです。

場所はなんと!愛媛県の今治市。
太田選手たちは県内の数カ所で自主トレを行っており、この日1月17日は今治で野球イベントも開催されるということで、人生初の愛媛入りとなりました。

現地には、野球イベントに参加する少年野球チームの子どもたちや一般のファンも集まり、自主トレにしてはかなりの賑わい。
球場の外にはキッチンカーまで並び、まるでキャンプのような雰囲気です。
プロ野球選手2人だけですよ!
今どきは、自主トレもキャンプと同じような雰囲気ですね。
ファンにとっては”推し活“の絶好の機会。
選手も上手に一般公開をすれば、人もお金も動くってことです。
今回の太田・渡部両選手の自主トレ公開と野球イベントも、そんな両選手をサポートする企業さんが支援をし、イベントが開催されました。

野球イベントでは、太田・渡部両選手が野球教室を実施!
地元愛媛の少年野球チームが9チーム集まって、まずはチームごとにシートノックが展開されます。

両選手はノックを受ける選手側に立ち、なんとマイクを持って子どもたちを鼓舞します。

「いいよいいよ!今の」
「オリックスより二遊間、固いんちゃう(笑)!?」
太田選手は軽快に言葉を飛ばしては場内をも沸かします。
マイクパフォーマンス、上手いんですね。
今シーズンはヒーローインタビューにも注目です。
マンツーマンで声をかける場面もありましたが、難しい技術を教えるというより、一緒にグラウンドに混じって子供達と野球を楽しんでいる感じ。

子ども達も緊張感が取れて、終始笑顔が見られる練習となっていました。
お客さんにとっても、飽きさせないものだったと思います。
自分の息子の動きを注目する父母の方、両選手を追いかけるファンの皆さん。
スタンドからも熱い目線とともに笑顔がこぼれるイベントでした。

そして、野球教室はさらに続きます。
今度は太田選手が各チームから俊足自慢の選手を呼び、9チームによる徒競走がスタート。
ここで上位3名を決めていましたが、これで終わりではなさそう…。

しかし、徒競走が終わったら今度は9チームが順番にグラウンドに散り、ミニゲームが始まります!
少年野球チームvsオリックス・バファローズ
太田・渡部両選手が1打席ずつ立ち、子どもたちと真剣勝負。
ウグイス嬢による場内アナウンスも入り、本物の試合さながらの雰囲気に包まれました。

子どもたちにとっても最高の思い出になりますよね。
「ピッチャー○○…」と、ポジション別に自分の名前が呼ばれ、「バッター、太田椋」とアナウンスが続きます。

子どもたちも、9チームも集まると多彩で、
大きくて迫力のある子もいれば…(いいフォームしてますね)

こんなスラッと脚の長い女子選手も登場!

そんな少年野球の子どもたちを相手に、両選手は打席では真剣に対決を楽しみます。
空振りもすれば、打ち取られる場面も!

慣れない軟球に渡部選手は見事に打ち取られて苦笑い。
打ち取ったエースくんは大喜びです(笑)。
しかし両選手もボールに慣れてくると、太田選手は容赦なくフルスイングし、スタンドに届きそうな外野オーバーの打球を2本ほど放ちます!

太田選手も満足のガッツポーズ。

渡部選手は上着を脱いで気合を入れます。こちらも本人は満足の打球か!?
軟球は硬球に慣れた選手には扱いが難しいものですが、そこはさすがプロ。
大きな打球には子どもたちからも歓声が飛んでいました。
打たれて打球を追いかけるのもまた、楽しいでしょうね。
ミートできた打球は、グングンと伸びるはず。
プロの打球をグラウンド上で見られる喜びも、感じてほしいです。

そんな1打席勝負が終わると、今度はダイヤモンドに渡部選手が登場。
さっきの徒競走で好成績だった3人が各ベースにつき、渡部選手と1周をかけたベースランニング大会が始まりました!
それぞれがぶつからないように各ベースに4人が散ってスタートし、ダイヤモンドを1周まわって最後にマウンドに行けばゴール。
ゴールでは太田選手が待っています。

走塁といえば、渡部選手!
子ども相手に真剣に走塁を展開し圧倒!
みごとに優勝をかっさらっていきました(笑)。
一緒に走ってプロの走りを間近で見られた子どもたちは、貴重な体験となったと思います。

多くの子どもたちと触れ合って、大盛況だった野球イベント。
子どもたちだけでなく、お客さんをも飽きさせないアトラクションは、自主トレならではのものかもしれません。

自主トレは、選手が自分たちでメニューを考案し、自らの課題にどう取り組むかを設計できる場です。
さらに、楽しく野球に向き合える内容にすることも、選手たちの自由で構築できます。
そんな自主トレの場だからこそ組み立てられたメニューであって、子どもたちと触れ合うだけではなく、自分たちが野球に向き合う機会にもなっていたイベントだったのではないでしょうか。

そうそう!
太田選手が着ているウエアが、僕がデザインさせてもらったオリジナルウエアです。
この自主トレを企画し運営に携わっている会社にちなんだロゴなのですが、いま各地でいろんな選手が、こうしてオリジナルのチームを組んで、揃いのウエアを作って、自主トレに励んでいますよね。
“魅せる”ことも意識した自主トレ公開が盛んになって、ファンサービスにもつながり、地域の活性化にも貢献している。
自主トレを見に遠方から遠征してくるファンもいるわけです。
あ、僕も名古屋から愛媛まで駆けつけた一人でした(笑)。
そして、選手もまたこうした機会が、自分たちの野球振興への貢献にもつながるんですよね。

もちろん、静かに集中したい選手もいるでしょう。
それでも、自主トレ公開は、選手とファン、地域をつなぐ大きな可能性を秘めた場だと感じた、太田選手と渡部選手の自主トレ訪問でした。
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スポーツイラストレーターT.ANDOH
おもにスポーツを題材にしたイラストやデザインの創作で、スポーツ界の活性に寄与した活動を展開中。 |
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