南 郁夫の野球観察日記(218-1)オリックス2026年度新人選手入団発表記者会見に行ってきた!

2025年11月29日 (文/南 郁夫、写真/Yasutomo)

野球シーズンもとっくに終わり、はや年末も間近の11月28日。オリックス・バファローズ2026年度シーズン入団会見を取材してきた。舞台は例年通り、クリスマスの飾り付けも麗しき、大阪市内の某ホテル。

ユニフォームも真っ白、プロ野球選手としても真っ白。念願のプロ野球の世界に足を踏み入れた新人たちの表情はあくまで清々しく、心が洗われた。
今年のドラフトは「わくわくプラン」。明確に将来への布石という位置付けで、ずらり並んだ高卒中心の選手たちの雰囲気は予想以上に幼くて、私もご家族席から眺める選手の両親のような気持ちで思わず微笑んでしまう。

緊張の面持ちでインタビューに答え、フォトセッションではさまざまなポーズに応え、はにかみながらプロ野球選手としての初めての「仕事」をこなす彼らは「初々しい」としか形容のしようがなく、こちらもただただほっこり見てしまうのだが、これが油断ができない。

この時点では「まさか」だが… この中から将来「知らぬ者なき大物選手」が出る可能性が、否定できないからである。この中の誰にもその世界線は、ある。この時点では。そして将来、この日の集合写真が必ず持ち出されて「新人時代の**の初々しい姿」とキャプションがつくのだから。ドラ4だった山本由伸しかり、イチローしかり。

さて。この日一番ファンをざわつかせたのは、ドラ1の藤川敦也くんの背番号が「31」だったことだろう。前日だか前々日だかの「太田椋(2018年ドラ1)の背番号31から1へ」というニュースは、その布石だったのである。この日に藤川くんのユニフォームもタオルも出来上がっていたってことは、太田の背番号変更はとっくに決まっていたのである。

この時点では藤川くんは「太田の背番号をつけた新人投手」でしかない。ファンとしては少しだけ違和感がある。しかしプロ野球の世界では、活躍すればあっという間に名前と背番号は一致するのである。藤川くんも他の選手たちも、1日でも早く名前と背番号をファンに覚えてもらえるよう存在をアピールしてほしいと願うばかりだ。育成選手はもちろん、一日でも早い支配下登録を!みんながんばれ。

最後に。岸田監督はシーズン中とは打って変わって?ユーモアを交えた「優しい」受け答えがとてもよかった。選手じゃないのに「マモさんを胴上げしたい」と思った。オリックスは若くて強くて優しいチームなのだ。「優しい先輩ばっかりやからね」と言ってもらって、新人たちもさぞ安心しただろう。

 

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南 郁夫 (野球観察者・ライター)
通りがかりの草野球から他人がやってるパワプロ画面まで。野球なら何でもじっと見てしまう、ベースボール遊民。あくまで現場観戦主義。心の住所は「がらがらのグリーンスタジアム神戸の二階席」ブログ「三者凡退日記」

 

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