ナミコのおでかけ日和(1)阪神甲子園球場100周年記念 謎解きイベント『甲子園球場100年の謎』を解いてきた!

2024年10月10日(文・写真/ナミコ

はじめまして、ナミコです。
先日、小学生の子どもとともに、甲子園で「謎解き」に挑戦してきたのでご紹介します。

謎解きイベントとは
近年、鉄道沿線や商業施設を舞台とした、「謎解きイベント」が開催されているのをご存知のでしょうか。参加者は謎解き専用のキットを購入し、指示に従って各スポットを周り、ストーリーを進めていくというもの。駅や観光スポットで小さな冊子を見ながらウロウロしている人がいれば、謎解き中の参加者かもしれません。関西でも鉄道沿線では、至るところで謎解きイベントが開催されています。
私も前々から興味はあったのですが、参加するには至りませんでした。
専用キットにはエリア内乗り降り自由の全線フリーパスが付属しているにも関わらず、小心者の私は「1問目からいきなり間違えて降りる駅がわからなかったらどうしたらいいの」という恐れからなかなか参加できずにいたのです。

 

「謎解き」初挑戦!
しかし、今回の『甲子園球場100年の謎』の舞台は、その名の通り甲子園球場周辺のみ。降りる駅を間違える心配はありません。しかも野球好きの私にとっては通い慣れた庭のような甲子園。阪神ファンの子どもが「やってみたい!」というので、親子で挑戦してみることにしました。
まずは甲子園駅の駅長室でキットを購入。特典の阪神電車カードをもらい、子どもは早くも大喜びです。
購入の際に駅員さんに聞いてみたところ、
「阪神ファンなら小学生でも楽しく参加できると思いますよ」とのこと。
どうやら難易度も他の謎解きに比べて高くはないようです。
何より勝手知ったる甲子園駅周辺。休憩する場所や食事の場所、そして、天候問わず快適に過ごせる屋内施設もたくさんあるので安心です。

さて、まずは指示書に書かれたQRコードを読み込み、公式LINEと連携。どうしても答えがわからない場合は、LINEを使ってヒントや解答が見られる仕組みです。
いよいよゲームスタート! ……が。まだ何もしないうちから
「解けなかったらあそこに寄って帰ろう」
「飽きたらあそこで休憩しよう」
と子どもからはすでにリタイア後の提案です。大丈夫かいな。

 

野球好きならわかる?
親子で挑戦、とは言え、メインで謎を解くのは母の仕事。元気が有り余る子どもには「あそこになんて書いてあるか見てきて!」「これ見かけたら教えて!」などと指示を出しつつ、球場周辺を散策します。周囲には同じキットを持って参加している方もちらほら。

ネタバレになるので多くは語れませんが、通い慣れた甲子園球場周辺でも知らないこともたくさんありました。逆にヒントなしでもわかる謎もあり、いくつかの謎をショートカットすることにも成功。自己満足でニンマリする瞬間も味わえました。数々のチェックポイントも馴染みのある場所が多く、飽きることなく無事エンディングへ。

 

まさに「100年の謎」
しかし「100年の謎」との言葉通り、野球だけがテーマの謎解きではありません。球場や周辺の歴史にも触れられていて、野球ファンしか楽しめない、ということはありません。謎解きレベルも駅員さんの言葉通り、子どもが先に解けた謎もあるほどで、謎解き初心者の私も投げ出さずにすみました(笑)。親子や家族でも盛り上がるかと思います。制限時間もないので、疲れたら別の日に続きから挑戦する、ということも可能。まさに私たちはそのパターンで、2日かけてのんびりクリアしました。 

『甲子園球場100年の謎』は12月1日まで開催中
プロ野球のシーズンオフで寂しい野球ファンのみなさんにも。
特に野球に興味はないけれど、謎解きには興味がある、という謎解きファンの方にも。
そして、普段は阪神ファンに阻まれて球場をじっくり観る機会がない、という周辺住民のみなさんにもオススメです。
今年は甲子園球場100周年のスペシャルイヤー。
ようやく猛暑から解放された今こそ、甲子園での思い出作りに参加してみませんか?

謎解き詳細は公式サイトからご確認ください。

 


ナミコ

セは阪神、パは阪急を応援しながら阪神間で生まれ育った昭和生まれのママライター。
幼少期の憧れの人は福本豊。阪急
ブレーブスを知る最後の世代として、西宮ガーデンズに行くたびギャラリーとメモリアルスポットを巡礼しては熱く語るためママ友たちにウザがられている。趣味は野球観戦と鉄道旅行。

 

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