スポーツイラストレーターT.ANDOHの「OUTSIDER’s ReCALL」(104)関学ファイターズ、ヘルメットの中の素顔も見て!
2024年8月13日(イラスト・文/T.ANDOH、写真/Azusa Suzuki)
こんにちは!スポーツイラストレーターのT.ANDOHです。
お盆休みをいかがお過ごしでしょうか。
今回は僕も夏休みモードで、関学ファイターズのオフショット写真を中心としたコラムをお送りします。
関西学院大学ファイターズはいま夏合宿がはじまり、ここからさらに秋のシーズンに向けてぐんぐんとチームを仕上げていく今日この頃。
今シーズンを戦うファイターズ戦士の爽やかな表情を見てみませんか?
プレーは熱いけど、その若い選手たちのはつらつとした表情、緊迫した試合の中でも見せてくれたオフな表情をお見せしたい。
そんな提案をしてきたのが、うちのカメラマン「あ」さん。
たしかに、つねにヘルメットに包まれているそのお顔は、なかなかお目にかかれない。
才色兼備とは女性に使われるフレーズですが、関西屈指のアメフト強豪校であり、学校としても誰もが憧れる名門校。ファイターズの選手たちも、汗と土にまみれてぶつかり合うその体躯と包まれた鎧の中には、もっと注目してほしいバラエティ豊かなイケメンが揃っているんです。
てなわけで、開幕直前!目指せ甲子園ボウル7連覇!!
学生も見てるかー!!?
オフ写真とともに関学ファイターズが誇る注目選手、イケメン選手をご紹介したいと思います。
関学の攻撃の要、花形QB(クォーターバック)には、3回生の星野秀太選手と1回生の星野太吾選手の星野兄弟がいます。
(中央のヘルメット姿が弟太吾選手・右側が兄秀太選手)
1回生から甲子園ボウルも出場した兄秀太選手に次いで入学してきた太吾選手ですが、兄に劣らずの強心臓と類まれなセンスを持ち合わせています。
春の交流戦でもバリバリにその実力を見せつけてくれました。
愛嬌たっぷりの兄秀太選手と、ちょっとまだ緊張感も持ちえた太吾選手。
ルックスも素質も特徴豊かな星野兄弟はまず要チェックです。
同じくQBでいくと、今季DBから転向してきたのが2回生のリンスコット・トバヤス選手。
トビーの愛称でチーム内でも愛されているリンスコット選手。
高校時代まではQB。オフェンスマンとしての能力を伸ばしたく、大学入学してあえてDB(ディフェンスバック)からスタートしましたが、今季はQBに戻ってきました。
星野兄弟にも引けを取らない可能性を持っているトビー選手にも注目です。
トビー選手をはじめとした「ハーフ選手」たちで春の交流戦に写真も撮らせてもらいました。
写真におさまるもう一人のハーフ選手が、こちらはWR(ワイドレシーバー)の1回生、片桐太陽選手。
春の交流戦ではランニングキャッチからのタッチダウンも決めた、こちらもポテンシャルは抜群の1回生。
リーチの長さもあるのが魅力ですね。
シーズン入ればまだまだ経験を積む立場になると思いますが、将来の関学を牽引してくれる期待大の選手です。
そのままWRをいきましょう!
この春はユニフォームを着なかったけど、ベンチで圧倒的な存在感を見せてくれたのが2回生の小段天響選手。
昨季大きなケガをしたためずっとブランクを過ごしていますが、この秋の復帰に向けて準備を進めています。
春の交流戦では積極的に指示を出す側に立っていましたが、ゲームプランを的確に、かつ勇気あふれる姿勢で伝える姿はもはやベテランの雰囲気。
天性の能力とその強心臓で、今年は名前のごとくビッグプレーをたくさん天に響かせてほしい選手です。
そして「あ」さんオススメのクール系イケメンが、3回生の五十嵐太郎選手。
涼やかなハンサムボーイも圧倒的な身体能力で、どんな球も取ってくれそうなビッグプレーに期待。
写真のように、下級生選手にも頼れる上級生としても、その信頼あふれるプレーに注目してください。
オフェンス陣の締めくくりはRB(ランニングバック)の2枚看板。
まずはエースRBの4回生、伊丹翔栄選手。
とにかく丈夫で、すばしっこくて、下級生の頃から堂々としたプレーを見せてくれていますが、4回生となりそのプレーにも上級生の貫禄が出てきました。
今年はチームを牽引する立場としても、その立ち振る舞いに注目です。
続いても4回生の澤井尋選手。
伊丹選手に注目が行きがちですが、澤井選手にチームはたくさん救われています。
昨年以上にマークもされると思うのですが、持ち前のフィジカルでガンガン抜け出してほしいです。
そしてDF陣です!
「あ」さんイチオシのイケメン選手がLB(ラインバッカー)の3回生、東田隆太郎選手。
185cmと長身で手足も長い。
「ポテンシャルはアメリカのカレッジ選手並み」と大村監督も評する東田選手は昨季とても成長した選手です。
視野を広げてディフェンス陣にとってより頼れる存在になってほしいし、ぜひたくさんの人に注目してほしい選手です。
長身ディフェンスといえばDL(ディフェンスライン)の2回生、八木駿太郎選手。
花巻東高校野球部出身!
大学進学とともにアメフトに転向した選手ですが、春の大会では与えられたチャンスを意欲的なプレーで応えていました。
考えるプレーが増して、ディフェンスラインを分厚いものにしてほしいし、この恵まれた体躯をぜひ見てほしい選手ですね。
DB(ディフェンスバック)の2回生、伊東利明選手もオススメです!
春の大会では関西大学戦にスタメンで登場。
U-20の日本代表にも選ばれる逸材は法政大学で活躍したお父さん譲りのポテンシャルか。
それでもアメフトは大学入ってから始めました。
高校時代をオーストラリアで過ごし、サッカーでならしたバランスの良さと、やはり長身で恵まれたフィジカルを生かして、守備の要の中心に入り込んでほしい選手です。
そして最後に紹介したいのは!
関学ファイターズ今季のキャプテン。
4回生LBの永井励選手。
爽やかイケメンを並べたこの面々の中ではとびきりの”情熱系”。
顔も濃いめのゴツ男ですが、男気まさる存在感と誠実でストイックな姿勢はチームをピシッと締めてくれます。
男が見ても惚れる系の
ほんとうに、違う意味で「近づいたら火傷するぜ」と言える熱血漢ですが、見れば見るほど熱くなれる。
真夏の暑い季節でも、あえて熱いもの食べると活力出るじゃないですか(笑)。
永井選手の熱血を受けて励みにするのもオススメです。
そんな永井選手が率いる今季の関学ファイターズ。
振り返ってみれば下級生もしっかりとキャラが立っている選手がたくさんいて!
これから始まる秋のシーズンを戦うにつれて、どのようにチームが仕上がっていくか。
強いチームの戦術。
チームビルディングと育成の目線。
そして、キャラクター豊かな選手たちの人間性。
もちろん、イケメン選手の活気あるプレー。
いろんな視点で楽しめる関学ファイターズ。
もちろん!ほかにもたくさんの魅力ある選手たちがその個性を鎧で包み、戦っています。
秋のシーズンは、9月1日の桃山学院大学戦(17:30 王子スタジアム)から開幕。
11月まで概ね隔週でレギュラーシーズンを戦い、プレーオフを経て12月15日の学生アメフト頂上決戦「甲子園ボウル」を目指します。
いまの時期だから!オススメします!
これから秋冬の楽しみとして、ぜひ関学ファイターズと学生アメフトをお楽しみあれ!
※イラストの転載・無断使用はご遠慮ください。使用をご希望の場合はK!SPO編集部までご連絡ください。
スポーツイラストレーターT.ANDOH
おもにスポーツを題材にしたイラストやデザインの創作で、スポーツ界の活性に寄与した活動を展開中。 プロ野球やプロバスケBリーグのチーム、選手にイラスト提供。 プロ野球選手には、伏見寅威選手(北海道日本ハムファイターズ)、中川圭太選手(オリックス・バファローズ)にロゴデザイン、イラスト提供中。 名古屋在住にも関わらず20年来のオリックスファンであり、その由来とイラストレーターの起源は神戸にある…!? |
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