スポーツイラストレーターT.ANDOHの「OUTSIDER’s ReCALL」(19)最強の野球専門学校「関メディベースボール学院」~3~
2022年12月12日 (文・イラスト/T.ANDOH)
こんにちは
イラストレーターのT.ANDOHです。
日本屈指の野球専門学校「関メディベースボール学院」。
中学生硬式野球のリーグに参加する中学生チームの試合にお邪魔してきました。
の、続きです。
球場に着いてラダートレーニングを見ていたら横にいたのが、伊藤敦規さん!
阪急~オリックス、そして阪神でも活躍された伊藤敦規さんがピッチングコーチ兼トレーニングコーチとして参加。
すでに井戸監督と伊藤コーチという”元プロ”が見守る現場にテンションは上がります。
関メディヤングに所属する中学生とはどんな選手たちなのか。
侍ジャパンU-15日本代表にも選ばれた金本貫汰くんは180cm、82kg(!)という堂々とした体格。
体幹や基礎トレーニングはもちろん、食トレまで行なっているという関メディベースボール学院!
トレーナーを養成するコースも設けられたりしており、伊藤コーチのような身体作りをサポートするメンバーもいらっしゃいます。
試合はといえば、初回から連打で猛攻をかけ先制点を取ると一挙に5得点!
2回にも1点をあげるとその後は投手陣も安定して回をこなしていきます。
いや
おっきい子もいるんですが、もちろん小さくて細い選手もまだまだたくさんいる中等部です。
しかし、
テンポ良く試合を組み立てていけるだけのポテンシャルは持ち得ている関メディナイン。
ただ、
最終回に継投したピッチャーが制球に苦しみ塁を埋めると、押し出しもあって4失点。
2点差まで追い込まれましたがそのあとは無事逃げ切って勝利。
伊藤コーチいわく…
まだまだ未熟なところもあって然るべきの中学生。
よかった。
ハイレベルでガッチガチの野球ばかりでもないところと、それをまた見据えている首脳陣の余裕を感じるチームでした。
ちなみに、
翌日の決勝戦も勝って、見事、関西フューチャーリーグの優勝を飾ったのでした。
試合後はヒーローインタビューを動画配信!
井戸監督自らカメラをまわし、ヒーローは自己申告!
もちろん周りのチームメイトが申告したり、とにかく前のめりに自分の力と自分のキャラを出して行けというのが関メディ流のようです。
井戸監督が大学、社会人とアマチュアで培った野球道のベースに、アメリカのマイナーリーグで体感した”生き残り術”。
そして関西人ならではのユーモアが心身を育んでいることが、試合を通じて感じられました。
それに、
元プロのレジェンドを始め、多くのコーチ陣が統一して共有しているのが、井戸さん監修の「ベースボールバイブル」。
野球を「教えるテキスト」も持っていて、コーチ陣の中でも価値観を共有し、基準を設けるルールがありました。
トップレベルを追求し、万全の環境でハードに、かつ野球の本質を楽しむ関メディ野球。
小学生の部から大人の部まであり、社会人野球の企業登録チームも持ちえているので、将来の都市対抗出場、そしてプロ野球へ、選手たちの進路についても期待が高い野球専門学校なのです。
野球にとってシビアな街、兵庫県を拠点とし、近鉄やオリックス、そしてアメリカで学んだプロの視点が加わったユニークなチームでした。
最後に、
井戸さんの次なる挑戦が「舞洲に1万人のお客さんを集める」プロジェクト。
来年の3月4日(日)、舞洲の大阪信用金庫スタジアムに1万人の観客を集めて関メディの野球を見てもらう!
そんな企画も進んでおります!!
関メディを見てみたい!
そう思っていただいた皆さま、野球をしているお子さんをお持ちのお父さんお母さん。
ぜひ関メディの試合を見られる貴重な機会ですので、これを機にぜひお出かけください。
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スポーツイラストレーターT.ANDOH
おもにスポーツを題材にしたイラストやデザインの創作で、スポーツ界の活性に寄与した活動を展開中。 プロ野球やプロバスケBリーグのチーム、選手にイラスト提供。 オリックス・バファローズには伏見寅威選手、中川圭太選手にロゴデザイン、イラスト提供中。 名古屋在住にも関わらず20年来のオリックスファンであり、その由来とイラストレーターの起源は神戸にある…!? |
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