ナミコのおでかけ日和(21)春休み、竹中大工道具館で本格的な木工体験 木琴づくりにチャレンジしてきた!

2026年4月3日(文・写真/ナミコ

こんにちは、ナミコです。今回は「竹中大工道具館」のワークショップに行ってきました。

神戸の玄関口、新神戸駅から徒歩3分。
新神戸駅の団体専用口や観光バス乗り場を抜け、生田川を東にわたった坂の途中、緑突然現れる囲まれた純日本風の建物。こちらが「竹中大工道具館」です。

その名の通り、竹中工務店が設計、施工した、日本で唯一の大工道具の博物館。
建築に興味がない方には、少し敷居が高い建物かもしれません。

古いお屋敷にも見える広い庭と緑に囲まれた純日本風の建物は、門をくぐっても中の様子が窺えません。
そのためか、私も何度か訪れている割には、なぜか地元の人に出会った記憶がありません。
以前三宮からタクシーを利用した際には「どちらから?」と運転手さんに聞かれたほど。
しかし実はここ、子ども連れにはオススメのスポット。
館内ではたくさんの「触れる展示」があるほか、週末や長期休暇には、子どもでも参加可能な多彩なワークショップやイベントが行われているんです。
その中から、今回は親子で「木琴づくり」のワークショップに参加してきました。

 

キャンセル待ち

こちらのワークショップは木材をノコギリで切って組み立て、本格的な木琴を制作するというもの。定員は小学3年生以上先着8名。
春休み期間中ということもあってか、平日にも関わらず早々に予約が埋まってしまい、予約サイトではまさかの満席表示!
慌ててキャンセル待ちに登録しました。
結果、直前にキャンセルが出て、どうにか参加が決まりました。

 

ワークショップ当日

ヒノキの香りのするエントランスを抜け、会場となる地下2階の木工室向かうと、すでに参加者たちが集まっていました。対象は小学3年生以上ということで、子ども向けなのかと勝手にイメージしていましたが、参加者の中には大人の姿も。
そして作業をサポートしてくれるスタッフさんも、マンツーマン以上の人数が配置されていて驚きです。作業には保護者のサポートが必要なのではないかと心配していましたが、万全のサポート体制に安心しました。

これがお手本↓

 

木材選び

まずは木琴に使うブナの木材セットをくじ引きで選びます。同じ木の種類でも、色や形が同じものがないためにくじ引きになったんだとか。世界に1つだけの楽器作りにワクワクします。
1オクターブ分(9本)の木材セットを長さ順に並べ、裏表もチェックしながら、どの音階にどの木を当てるかを考えます。色や木目が不揃いなのも、手作りならではですね。

 

ノコギリ登場

音階を決めたら、チューナーを持ったスタッフさんに順番に叩いて音を聞いてもらい、どれぐらい切れば目指す音になるかを考えてもらいます。

1つとして同じ木材はないため、「これは1cm切って」「もうあと5mm」など、1人1人にかなり細かい指示が飛びます。
席に戻り、差金を使って教わった通りの長さに印をつけ、線を引き、ノコギリでカット。
これだけでも普段使わない工具で、緊張します。
ノコギリで少しずつ切っては音を聴き、切ったり削ったり、を繰り返して徐々にチューナーの示す音が鳴るように近づけていきます。

それぞれの音階がきちんと揃うまで、合計9本の木材をひたすら切り、削り、音を聴いてはまた削る。
最初は力任せに動かしていたノコギリですが、スタッフさんの指導もあって、次第に「いい音」がわかるようになってきます。子どもたちもだんだん軽い動きで作業できるようになっていきます。
かなりの集中力を必要とする緻密な作業にも関わらず、子どもたちもノコギリやヤスリに果敢に挑戦し、集中して目指す音を作り出していました。
保護者も写真を撮ったり、補助をしたり、時にはノコギリを使う子どもを応援したり、と大忙し。
のんびりしている暇はありません。

 

本体にセット

9本の音が無事揃ったら、再度マレット(バチ)で叩いてチェックします。緻密な作業の成果で「音痴」な木は皆無でした。
ここまでできたら、次は9本の木材に工具で穴を空けます。

それからゲージを使って等間隔で木琴の台座に乗せ、ネジで留めていきます。
きつく留めすぎると木が振動せず音が出なくなってしまうため、小さなストロー付きの釘をハンマーで叩いて浅く留めるのがポイント。

微妙な感覚と、真っ直ぐの釘打ちにここでも参加者は悪戦苦闘。

それでも全員、時間内に素敵な音を響かせていました。
最後に竹中大工道具館の焼印を入れてもらって完成です。

 

 出来上がり!

 

今回のワークショップは、2時間を超える長丁場。にも関わらず集中して作業したせいか、あっという間。普段決して家では触れることのない工具や木材を使い、親子で楽しく体験できました。
電動工具を使う際には、スタッフさんが必ず一緒に作業してくれるので、不慣れな大人でも安心です。
何よりも作品を持ち帰れるのも大きな魅力。どっしりとした重厚な木琴は丈夫で、家に帰っても壊れることもありませんでした。
何度も音を合わせた甲斐あって、綺麗な音を聴かせてくれます。
さっそく家でも演奏してみました。

夏休みにはまた子ども向けのイベントが計画されているとのこと、詳細発表を楽しみに待ちたいと思います。

 

館内には触れて楽しめる展示がいっぱい

ワークショップの後は館内を見学。普段見ることの少ない大工道具や日本の伝統建築など、楽しく触れながら学べる楽しい時間でした。
家族で一日楽しめる竹中大工道具館、ぜひ訪れてみてください。

  

今回ご紹介したのは
竹中大工道具館
住所:神戸市中央区熊内町7-5-1(新神戸駅より徒歩3分)
営業時間等の詳細は公式サイトをご覧ください。
今後開催予定のイベントはこちらをチェック

 

 


ナミコ

セは阪神、パは阪急を応援しながら阪神間で生まれ育った昭和生まれのママライター。
幼少期の憧れの人は福本豊。阪急
ブレーブスを知る最後の世代として、西宮ガーデンズに行くたびギャラリーとメモリアルスポットを巡礼しては熱く語るためママ友たちにウザがられている。趣味は野球観戦と鉄道旅行。

 

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