ナミコのおでかけ日和(11)子どもの視点から見た世界は驚きの連続!「もっと!こどもの視展」@神戸阪急
2025年8月6日(文・写真/ナミコ)
こんにちは、ナミコです。
今回は神戸阪急で8月5日まで開催されていた「もっと!こどもの視展@神戸阪急」をレポートします。
子どもたちの目線でみた世界を大人が体験できる大人気の展覧会
「もっと!こどもの視展」は、こどもの当事者視点とはどんなものかを、真面目かつ楽しく研究している「こどもの視点ラボ」がプロデュースする展覧会。
全国各地で完売が相次いでいる大人気の体験型展覧会がついに神戸でも開催されました。
赤ちゃんが泣いている理由。子どもがすぐに転ぶ理由。どうして「急いで」行動できないのか、など大人が知りたい子ども事情が、当事者の子ども目線で専門家の解説を交えて展示されています。
こちらは、赤ちゃん語に翻訳されるマシーン。
赤ちゃんの視力を体験できるコーナーも。
訪問日も平日ながらチケットは完売しており、人気の高さが伺えました。
子どもの頃を思い出せる?12の体験
赤ちゃん語が話せる「ベイビーボイス」やランドセルの重さを体験できる「大人ランドセル」、2歳児の速度を体感できる「2歳でウォーク」など、体験コーナーは、全部で12。
ただし体験ブースは子どもの視点を忘れてしまった大人用なので、子どもの気持ちがわかる小学生以下の子どもたちは体験できません。
そのため客層は大人がメイン。
まさに今、赤ちゃんが泣いている理由が知りたいパパママや、ベビーカーのママ友グループが真剣に解説を読んでいる姿が印象的でした。
毎日元気な小学生のパワーに感動
「大人ランドセル」のコーナーでは、小学1年生の視点で作られた大人用ランドセルを背負える体験ができます。
久しぶりのランドセルはずっしり重く、座った状態からスタッフさん2人がかりで装着。
子どもたちが軽々背負っているランドセルですが、大人になって背負ってみると、腰や足などいろいろな場所を痛めそうで、立ち上がるのもドキドキします。
さらに上履きをぶら下げ、水筒を斜め掛けし、図工セットが入った手提げ袋を持つと、大きな小学生が完成しました。両手がふさがり、もはや一歩も動けません(笑)。
この状態で走り回っていた、あの頃の自分を心底尊敬します。
子どもの1日はとにかく長い
大人になるとあっという間に感じられる年月でも、子どもの頃は毎日が楽しかった、と思うことはありませんか?
そんな大人が納得してしまうのが、こどもの時間感覚を見える化した「いとちゃんの30分」。
大人にとっては同じ「公園」での時間でも、中身が大充実のこどもタイム。
やっぱり子どもの1日は長かったんだ、と納得してしまいます。
確かに知らなかったおむつの世界
こちらはおむつメーカーの協力で忠実に再現されたおむつの中。入って見てみると、赤ちゃんからのリアルな声?が並んでいます。
さっき替えたばっかりなのに、もうおむつがパンパン!
他にもすべての展示は実際に触って、体験できるものばかり。
確かに子どもだったはずなのに、子どもの気持ちがわからない、そんな大人たちで賑わう展覧会でした。
残念ながら神戸会場の会期は終了してしまいましたが、過去には全国で展示されています。
機会があればぜひ行ってみてくださいね。
今後のイベントにも注目!
今回ご紹介したのは…
もっと!こどもの視展 〜こどもになる12の体験〜 @神戸阪急
※会期は終了しています
全国で開催されている関連イベントはこどもの視点ラボ公式サイトをチェック!
ナミコ
セは阪神、パは阪急を応援しながら阪神間で生まれ育った昭和生まれのママライター。
幼少期の憧れの人は福本豊。阪急ブレーブスを知る最後の世代として、西宮ガーデンズに行くたびギャラリーとメモリアルスポットを巡礼しては熱く語るためママ友たちにウザがられている。趣味は野球観戦と鉄道旅行。
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