南 郁夫の野球観察日記(200)Yasutomoの野球観察写真集・オリックスvs埼玉西武@ベルーナドーム
2025年5月19日 (写真・文/Yasutomo)
専属カメラマンのYasutomoです。今回は、所沢遠征オリックスvs埼玉西武の写真集をお届けします!
ちょっと元気がなくなってきたオリックスに力を与えるべく、3月から敢えてこの前の日に東京出張を入れていた私が、5月17日(土)いざ!ベルーナドームへ!
池袋から電車に乗り約1時間、揺れに揺れ〜て西武球場前に到着。遠いけど「野球を観るための駅」感があって耐えられます。この日は大雨。遠征民にとっては大敵である雨を気にせず行けるのはありがたい。とはいえ、屋根付き西武球場なので外周は大雨。外周側の売店には傘をさしながら人が並ぶ。なんともシュールな光景です。
開門ちょっと過ぎに到着。ビジターの試合ほど開門と同時に入りたい衝動に駆られるのは「オリックスの練習タイム」があるから。良い席ほど、急な坂を登らないと行けないベルーナドームの矛盾に戸惑いながら着席。
この日購入していた席は内野指定席S。昨今、チケット価格問題を目にするけど西武さんは頑張ってくれている気がする。チケット購入する時に、かなり細かく席からの見え方を教えてくれるのも個人的にかなりGoodポイント。と同時に「やっぱり京セラと神戸のチケットは安い!」としみじみ思います。
試合の方は西武・今井達也が圧巻の投球。ゆるーいフォームからアウトロービタビタに150キロ越えの真っ直ぐを投げられ、もうお手上げ。初回の攻撃を見て「これノーノーあるんちゃう?」と悟るほど。
思えば、3年前はオリックス産ドジャースのエース山本由伸様がここ所沢でノーヒットノーランを達成。「相手目線やったらこんな感覚か…」レベルを痛感。この試合もタイムリーは許さず、今季全試合でHQS、得点圏の被打率.000は継続。バケモノです。
オリも、先発・東からつないだブルペン投手陣が何とか粘りに粘り、1点ビハインドの9回、2アウトランナーなしからラオウと頓宮で同点、に…! 頓宮、調子上がってきた。
試合は延長戦へ。ここまでは良かったんですが…(以下記憶喪失)
結果は、これ。
西武で目立ったのは、身長164cm 滝澤夏央くん。小柄ながらゲームメイクできる選手かなと。バント、守備も上手いし、最後のサヨナラ打もマチャドのストレートをしっかり引っ張っていて凄いなと。オリックスにはいそうでいないタイプで好きです。これからも注目していきます…!
この日は敗れましたが、翌日の第3戦は我らが “そったん” が初完投で3タテ阻止。何故か3タテは許さないオリックス。調子は下降気味で苦しい時期ですけど、大型連敗は避けながら、交流戦かどこかでひゅいっと上がっていきましょう!
それでは、試合前練習のオリックス選手たちをどうぞ!(ほんの一部ですが)
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南 郁夫 (野球観察者・ライター) 通りがかりの草野球から他人がやってるパワプロ画面まで。野球なら何でもじっと見てしまう、ベースボール遊民。あくまで現場観戦主義。心の住所は「がらがらのグリーンスタジアム神戸の二階席」ブログ「三者凡退日記」 |
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