スポーツイラストレーターT.ANDOHの「OUTSIDER’s ReCALL」(80)新しいバファローズのリーダーズ!宮城大弥

2024年2月13日 (イラスト・文/T.ANDOH)

こんにちは!スポーツイラストレーターのT.ANDOHです。
春季キャンプも10日が過ぎましたね。
さすが3連覇のチームを見たく、キャンプ地にも連日たくさんのファンの方が来ているそうですね。

チームは紅白戦やシートバッティングといった実践的な練習が始まる時期です。
投手陣も先週末あたりから本格的にブルペン投球のギアを上げていってきているようです。
山本由伸投手、山﨑福也投手が抜けた投手陣。
しかし中嶋監督にその不安は感じられません。
宮城大弥投手を中心とした先発ローテーションの更なる若返りが期待されています。
山本由伸投手の活躍が目立ちがちだった昨シーズンまでですが、数字以上に安定感があったのが宮城投手。
防御率も2.27はその証拠です。

そして、それ以上に中嶋監督が期待しているのがそのハートなんだと思います。
球速も決して速くないものの、110キロ台のカーブなど緩急をつけた変化球を駆使し、左右のコースを巧みに操る投球術は、さながらベテラン投手のたたずまいを持ち得ています。
中嶋監督にイジられても、そのイジりに被せてくる。
勝負から離れればチームメイトからも可愛がられる弟キャラの一方で、その物怖じしない性格は後輩選手にも良い影響を与えている。
個性が立ちながらも、その個性でケンカをしない(笑)オリックス・バファローズですから、宮城投手のマイペースと紙一重な強心臓と、打者を翻弄する投球術は、オリックス投手陣に大いに安定感をもたらしています。

3月の初頭には侍ジャパンとヨーロッパ代表のゲームも控えていますが、宮城投手は貴重な若手左腕としても十分な候補に挙げられています。
オリンピック出場も視野に入れると、宮城投手にとって2024年はタフなシーズンとなりそうですが、3シーズンにわたって優勝争いを経験できたことは大きなスキルとなっていると思います。
先輩後輩に広く愛されるキャラクターと強いハートが作り上げた実績で、宮城大弥投手は新しい投手陣のリーダーとして十分に期待したいですね。

 

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スポーツイラストレーターT.ANDOH

おもにスポーツを題材にしたイラストやデザインの創作で、スポーツ界の活性に寄与した活動を展開中。

プロ野球やプロバスケBリーグのチーム、選手にイラスト提供。

プロ野球選手には、伏見寅威選手(北海道日本ハムファイターズ)、中川圭太選手(オリックス・バファローズ)にロゴデザイン、イラスト提供中。

名古屋在住にも関わらず20年来のオリックスファンであり、その由来とイラストレーターの起源は神戸にある…!?

 

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