ナミコのおでかけ日和(16)居留地デートにもオススメ!大ゴッホ展@神戸市立博物館

2025年11月28日(文・写真/ナミコ

こんにちは、ナミコです。
今回は神戸市立博物館で開催中の大ゴッホ展を鑑賞してきました。
この展覧会は、世界で2番目の規模のゴッホ・コレクションを有するオランダのクレラー=ミュラー美術館のコレクションから、《夜のカフェテラス》はじめ約60点の作品と、モネやルノワールなど、同時代の画家の作品も展示されるという豪華な内容。
しかもこの展覧会、阪神・淡路大震災から30年を迎える神戸からスタートしました。

今回の第1期はゴッホのオランダ時代からパリ・アルルに至る前半部分が展示されています。
筆者が訪れたのは平日の午前中。にもかかわらず、会場前にはすでに入場を待つ人の列ができていました。開館(この日は10:00)時刻になると、先頭から20人ずつ館内へ案内されます。順路は3階→2階→1階となっていて、まずは3階へ進みます。

今回の大ゴッホ展、音声ガイドは綾瀬はるかさんが担当しています。当日もたくさんの方が音声ガイドを楽しんでいました。音声ガイドを希望される場合は、早めの時間帯に行ったほうがいいかもしれません。

3階にはゴッホのアムステルダム時代の作品が展示されていました。
人気の展覧会となると、どうしても展示の順番に一列に並んで鑑賞したくなりがちですが、私は空いている作品からどんどん近づいていく派。
係りの方も、列が後ろに伸びるのは避けたいようで、「順番は決まっていないので空いている絵からご覧ください」との呼びかけが聞かれました。
暗い背景で地元の人の「頭部」を描いた作品や、農家の暮らしを描いた作品など、ゴッホのイメージにない絵が見られます。

2階には撮影可能な作品も。
こちらのフロアには、芸術に詳しくない方でも、どこかで見たことがある自画像や、展覧会のタイトルにもなっている、今回の目玉《夜のカフェテラス》が展示されています。
同時期に活躍し、ゴッホが影響を受けたとされるルノワールやモネなど、印象派の画家たちの作品もこちらに展示されており、同時に見られてラッキーでした。
ゴッホの代表作でもある《夜のカフェテラス》や《ひまわり》などは彼らの影響を受けて、この頃にフランスで描かれました。3階とは一転、色使いも華やかな展示になっています。

《夜のカフェテラス》に関しては、最前列でじっくり鑑賞したい、という方向けに「最前列鑑賞列」というルートも設定されていました。少し待つことにはなりますが、作品を正面から独り占めできます。小柄な方や、人に邪魔されずにゆっくり正面から鑑賞したい、という方などにはこちらのルートが断然おススメです。

1階はグッズ売り場。
こちらも午前中にもかかわらず大盛況。グッズショップ入場にも入場券の半券が必要です。人気の会場グッズには個数制限があり、買い占め対策もされているように感じました。

会期早々に完売していた限定デザインのミッフィーも再販しており、無事に買うことができました。
出口に向かうと、入場を待つ人の列、当日券購入列はさらに延びていて、正面玄関は人で溢れていました。
※グッズの入荷情報についてはグッズ公式Xをチェックしてください

外に出るとちょうどお昼時。
いいお天気だったので、展覧会タイアップメニューのあるお店でランチをすることに。会場に用意されている街歩きパンフレットを参考にしながら、オシャレな街並みを散歩しました。

私たちが向かったのは会場にほど近いこちらのフードホール。神戸を代表するお店が軒を連ね、フードコートとは思えない充実ぶりでした。
こちらではタイアップメニューだけでなく、展覧会の半券提示で10%オフの特典も受けられ、すごく得した気分です。

ドリンクやフードも楽しみ、大満足の1日でした。
2027年に開催される第II期が楽しみです。
Ⅱ. アルルの跳ね橋展の情報はこちら

今回は昼間でしたが、夜になると会場周辺はライトアップされ、神戸の夜景も楽しめます。週末は会場も20:00まで開館しているので、夜のデートコースにもオススメです。

今回行ってきたのはこちら
「阪神・淡路大震災30年 大ゴッホ展 夜のカフェテラス」
会期:2025年9月20日(土)~2026年2月1日(日)

会場:神戸市立博物館 神戸市中央区京町24番地
アクセス:各線三宮駅、または阪神・JR元町駅より徒歩約10分
時間:9時30分~17時30分(金曜と土曜は20時まで)
※展示室への入場は閉館の30分前まで
入場料: 一般 2,500円、大学生 1,250円、高校生以下無料

チケットを求める人の列は平日でも長く、開館時でも30分待ちとのことでした。平日は日時指定なしで入場できますが、チケットの事前購入を強くオススメします。
チケットやグッズの詳細は神戸展サイトから
アクセス詳細や最新情報は神戸市立博物館公式サイトを確認してください

 

 


ナミコ

セは阪神、パは阪急を応援しながら阪神間で生まれ育った昭和生まれのママライター。
幼少期の憧れの人は福本豊。阪急
ブレーブスを知る最後の世代として、西宮ガーデンズに行くたびギャラリーとメモリアルスポットを巡礼しては熱く語るためママ友たちにウザがられている。趣味は野球観戦と鉄道旅行。

 

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