スポーツイラストレーターT.ANDOHの「OUTSIDER’s ReCALL」(135)左(サ)ワンダフルな厚みに期待!?東松快征2年目の大抜擢

2025年4月4日(イラスト・文/T.ANDOH)

こんにちは!スポーツイラストレーターのT.ANDOHです。開幕しました!結果は思いのほか…!?
オープン戦最下位でスタートした開幕カードは、いきなりサヨナラ勝ちで華々しく始まり、4月4日の試合前時点で4勝1敗(日ハムと並んで首位!)と健闘してますね。

開幕早々から中継ぎ陣も奮闘していて、古田島投手なんかはすでに3試合も登板したりしていますが、なかなかオープン戦では得点が取れない状況でしたから、競った試合をしっかりと勝ち取るためには投手陣には頑張ってほしいところ。

そんな開幕メンバーに、中継ぎで期待されている高卒2年目の投手がいます!
それが東松快征(とうまつ かいせい)投手です!!

愛知県の古豪、享栄高校出身、一昨年のドラフト3巡目で入団した2年目。
4月29日に20歳の誕生日を迎える、まだ19歳の左腕です。
MAX152キロといわれる剛腕左腕。
それでも、ルーキーシーズンの昨シーズンはファームで0勝3敗、防御率はなんと15.43という成績でした。散々な結果に本人もメンタルがかなりやられたとも言いますが、この投手、数字でははかれない期待値がありそうです。

今シーズンは、キャンプから1軍Aグループに抜擢されると、その速球で三振を取りに行く投球スタイルが首脳陣の評価を上げます。
右バッターにクロスファイヤーでぐいぐい攻め込んだり、心臓も強そう。
岸田監督も期待に応えろと言わんばかりにオープン戦で6試合に登板させてます。
僕も実際にこの目で見たのが3月12日の名古屋バンテリンドームでの中日戦。
故郷凱旋登板ともなったこの試合では、エースで左腕の先輩、宮城大弥投手からマウンドを預かりました。

思えば、キャンプで先輩宮城投手との交流のなかで「先輩の2年目の成績を超えたら何か買ってください」と大胆発言。
先輩も「越えたら家でも何でも買ってやるよ」とこれまた大きな挑発返し。
「できるものならやってみろ」ってところでしょうけど、最年少後輩の強気発言は自分への挑戦と決意の言葉と期待したいですね。

名古屋では1イニングを投げて0で抑えました。
しかもこのイニングの終わりには中日のベテラン、大島洋平選手が代打で登場。享栄高校の大先輩をぶつけられた東松投手でしたが、みごとセカンドゴロに打ち取ります。
しかもバット折ってるんですよね!
地元登板という大チャンスのなか、大先輩相手にも強気の投球でグイグイ攻めた投球が功を奏した場面でした。

防御率のわりには三振を取れる、まだまだ評価が分かれるような荒削りなところはありそうですが、強気の投球と動じないハートが、東松投手の魅力であり期待値なのかもしれません。
結果を求められることは当たり前ですが、成績だけでははかれない投手としてのマウンド度胸とキャラクター性を伸びしろとして伸ばしてあげたい。

やはりヒリヒリする試合中盤の場面で幾度となる勝負を繰り返してきた岸田監督には、東松投手に何かを感じているのかもしれません。
言ってもまだ20歳ですから!!
これから経験をさらに積んで、そのポテンシャルを開花してくれることを期待したいですね。

東松選手の公式戦登板はまだ。
それでも中継投手の登板も盛んな状況ですからどんな場面で登場するかを楽しみにしたいですね。

宮城、田島、曽谷といった先発陣はもちろん、中継には山田投手も擁するオリックスの左腕投手陣。
そこにもう一枚東松投手が定着すれば、怪我と不調に苦しむ投手陣にも大きな力となってくれるでしょう!

 

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スポーツイラストレーターT.ANDOH

おもにスポーツを題材にしたイラストやデザインの創作で、スポーツ界の活性に寄与した活動を展開中。
プロ野球やプロバスケBリーグのチーム、選手にイラスト提供。
プロ野球選手には、伏見寅威選手(北海道日本ハムファイターズ)、中川圭太選手(オリックス・バファローズ)にロゴデザイン、イラスト提供中。
名古屋在住にも関わらず20年来のオリックスファンであり、その由来とイラストレーターの起源は神戸にある…!?

 

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