スポーツイラストレーターT.ANDOHの「OUTSIDER’s ReCALL」（90）大好評！関学のテールゲートパーティー！今年も街と人がアメフトを盛り上げる！

2024年4月28日（イラスト・写真・文／T.ANDOH）

こんにちは！スポーツイラストレーターのT.ANDOHです。
前回に続き、4月20日に王子スタジアムで開催された関西学院大学ファイターズの春の交流戦の様子をお伝えします。

アメフトを盛り上げよう！
昨年から関学OB会と現役の学生たちで開催されている「テールゲートパーティー」がこの日も開催されました。

グラウンドレベルに一般のお客さんも入り込める王子スタジアムの環境を生かして、コートサイドに特別席を設置したり、バーベキューの露店が出たり。
もちろんお酒も販売します！
間近でアメフトを見ながら美味しい食事を楽しめる。
アメリカでも田舎のマイナーリーグの試合会場などで見られる一体感あふれるイベントです。

とりわけ春の初戦は「新歓パーティー」
新入生にもアメフトを見てほしい。
学生の皆さんやアメフトファンに新たなアメフトの魅力を発信するテールゲートパーティーは昨シーズン大好評で、今年は関学を参考に立命館大でもテールゲートパーティが開催されるとのこと！
この様子もまたお伝えしますね。

そしてテールゲートパーティーでお酒といえば！
K!SPOが注目しているのが、関西学院大学国際学部の木本ゼミが出店している「日本酒カクテル」！！

K!SPOアメフト軍団のカメラマン、のんべの「あ」さんは毎回興味津々。
国際学部ということで外国人留学生も多い木本ゼミ。
日本文化として灘の蔵元を中心に日本酒を盛り上げよう！
と、灘のお酒を使ったカクテルをテールゲートパーティーで出店してるんです。

剣菱を使用したフルーツジュースとのカクテルは、日本酒に慣れていない学生を想定したソフトなメニューになります。
学生にくわえて関学OBのオジサマも多いテールゲートパーティーですから。
スポーツ会場で日本酒が飲めるということもあってブースは大好評。
ただ、のんべの日本酒好きにはカクテルはちょっと甘いですね。

「若い世代に入りやすい味にこだわりましたが、今日の出店でフィードバックしたものを次回にも生かしたいです」
リーダーの国際学部3回生の原未有（みゆう）さんのお話です。
こうした実証実験の場は学生のマーケティングの勉強にもなり、また彼らにもファイターズの試合会場で出店することの意味をさらに噛み締めて頑張ってほしいです。

学生の見せ場といえば！
応援団にとっても4月最初のデビュー試合。
チアも新入生が加わって、かなりの人数が参加してましたし、

応援団はブラバン、チア、すべてを統括する立場。
新応援団長は「応援団指導部」という立場から厳しい目で全てのチームに目を配ります。
こうした試合を「盛り上げる」立場もまた、学生として年間を通して鍛錬して、チームを作り上げていく。
若い学生たちの主体性や行動力、判断力を磨く場所にもなってます。
試合の様子はもちろん、応援団や参加する皆さんのシーズンもまた追いかけて行きますね。

テールゲートパーティーは地元の水道街筋商店街からも出店があり、昨年からさらに地域が歩み寄ったイベントにもなりました！
こうして少しずつ、アメフトがある風景が街の娯楽として、学生たちのポリシーとして盛り上がっていくことを、K!SPOでも伝えていきます。

てことで！
今回も（！）言います！！

関西学院大学ファイターズは、このゴールデンウィークにアメリカに渡り、南オレゴン大学との親善試合を戦います。
帰国後は5月19日に立教大学との交流戦を筆頭に、関関戦と言われる関西大学戦。
そして立命館大との対戦と春の交流戦が続きます。
秋の公式戦に向けて新人選手の成長と実践の場を重ね、チームが出来上がっていく様子をまたお送ります！！