南 郁夫の野球観察日記(143-2)新幹線と野球・ナゴヤ球場巡礼記 写真集

2023年4月30日 (文/南 郁夫、写真/Yasutomo)

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4月27日(木)ナゴヤ球場のウエスタンリーグ・中日vsオリックス。
さて、試合結果。スコアボードがバウハウス的デザインで素敵。どうやって点が入ったか思い出せない系の試合。中日はルーキー中心の野手を交代させず、絶賛育成中。

オリッ先発は小野泰己。静岡のオープン戦でも小野だったし、私らは「遠征して小野を見守る会」か!でも背番号が2桁になって課題の制球も安定して、大好投。上がる日は来る?

 

中日先発はドラ1の仲地礼亜でこちらも好投。なかなかのテクニシャンで、この子がチェンジアップを投げるたびに近くの老ファンがなぜか「ふぉふぉふぉ」と笑う。ご覧のようにナゴヤ球場の人気者。

私は福田周平ですが…

私は誰でしょう?

ハンバーグ食べて頑張ってます、渡部遼人でした。

Tー岡田、絶賛調整中。待ってます、いつまでも。

がおー。ワタシが年俸4000万の育成選手・セデーニョでーす。生まれてこのかた走ったことないの?という走り方で、DHしか無理。

グラウンド内ブルペン、懐かしい。どう見てもニワトリ小屋だが。

試合後の中日投手反省会。新旧人気者・根尾昴と浅尾拓也が並ぶの図。それにしてもNEOという字ズラは胡散臭いIT企業みたいだ。

勝利した日の中日選手には地元企業の賞品が。活躍した選手に片岡篤史監督がその目録を配るの図。微笑まし。

ハンバーグ師匠広告は今年からだが、サカナクションは去年から。それより、フェンス向こうの「下町感」に注目。

往年の外野席の残像。球場各所に過去の遺物があり、飽きない。薄汚れたコンクリートってカッコいい。

オリックス9回表の攻撃中に「逆転はない」と見越してすでにエンジンをかけて待機していた、バファローズ号。寮の選手はこれで舞洲まで帰るの?

二軍球場としては「ちゃんとした」売店。これが成立するくらい、二軍ファンも定着しているのだろう。

昔の球場で売っていたような球団発行の小さなガイドブック!なんか懐かしい。

球場外の自販機。

そして、かつての三塁側スタンド跡地に作られた二軍施設。なので、ナゴヤ球場のホームは三塁側なのである。

ナゴヤドームの雰囲気も感じれます。皮がドーム屋根の形になってるモナカアイス。だからなんやねん… ちう。

というわけで、昭和の残像を感じるナゴヤ球場、おすすめです!

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南 郁夫 (野球観察者・ライター)
通りがかりの草野球から他人がやってるパワプロ画面まで。野球なら何でもじっと見てしまう、ベースボール遊民。あくまで現場観戦主義。心の住所は「がらがらのグリーンスタジアム神戸の二階席」ブログ「三者凡退日記」
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