スポーツイラストレーターT.ANDOHの「OUTSIDER’s ReCALL」(161)プロ野球ドラフト会議!オリックス1位は九州ナンバー1高校生投手
2025年10月24日(イラスト・文/T.ANDOH)

こんにちは!スポーツイラストレーターの T.ANDOH です。
10月23日に行われたドラフト会議の話題をさっそくお届けします。
今年は、冒頭から賑やかなドラフトになりましたね。
佐々木麟太郎選手は、果たして日本のプロ野球に入ってくるのでしょうか…!?
入ってくるとすれば、なかなかの脅威になりそうです。
ドラフト1位から競合となったオリックス・バファローズ。
甲子園を沸かせた高校生注目の健大高崎高校・石垣元気投手をめぐる抽選はあえなくハズレ…
しかし、ハズレ1位で延岡学園高校の 藤川敦也投手を指名することになりました!
今回はイラストレーターとして、真っ先にオリックスのユニフォームを身にまとった藤川投手を描いてみましたよ。
あわせて、藤川投手のちょっとしたプロフィールをまとめてみたいと思います。
延岡学園高校では1年生からエースを務め、2年生の時に自己最速153 キロをマークした速球派の投手とのこと。
上背以上に体重のあるどっしりした下半身から繰り出す、伸びのある投球が売りだそうですよ!
肘の痛みに苦しんだ時期もあり、宮崎県大会では大きな活躍がなかったようですが、それが逆に他チームのマークをすり抜けての指名成功だったのかもしれません。
藤川敦也
名前は 古田敦也さんにあやかってつけられた名前だそうです。
高校球児だったお父さんの影響で3歳から野球を始めた藤川投手。
しかし、小学校4年生の時にお父さんが亡くなられたのだそうです。
これから本格的に野球の道に進んでいく…という時期に、何よりの理解者であるお父さんが亡くなったことは本当に辛かったと思うし、学びたいこともたくさんあったと思います。
しかし、幼いながらもお父さんから学んだことを胸に秘め、中学では飯塚市から北九州市のクラブチームまで通い、その情熱を投球に込めてプレーしてきました。
将来はメジャー入りも目指しているという藤川投手。
ダイナミックなフォームから伸びやかな投球を繰り出すために、ストレッチのルーティンも欠かさず行なっているそう。
自分の信念をしっかりと持ち、目標をもって野球に向き合う藤川投手。
それは、早くにお父さんを亡くしながらも、そのお父さんから学んだことがしっかりと今の藤川投手を支え、育んだ賜物なのかもしれません。
「支えてくれた人がたくさんいたので、まずその方たちにいい恩返しができたなと思います」
指名直後のインタビューにこう答えてくれた藤川投手。
ドラフト会議当日のこの10月23日は、自身の18歳の誕生日。
ひとつまた歳を重ね、さらに成長していく姿を、たくさんの支援してくれた方々、そしてお父さんにも見守ってもらいたいですね。
そのまっすぐな姿勢は、投球のように華々しく輝いてほしい!!
投球フォームのお手本は 山下舜平太投手だというコメントも見つけました。
お手本だった選手とチームメイトになることも、藤川投手にとっては楽しみなことでしょう。
今年は上位3位までを高校生投手で揃えたオリックス・バファローズ。
将来のローテーションを担う、岸田政権の長期戦略でしょうか。
自身も先発も抑えも経験している 岸田護監督ですから、投手に対する期待はファンとしても信じて育んでいきたいですね。
<オリックス・バファローズ ドラフト会議指名選手>
1位 藤川敦也 投手 延岡学園高校
2位 森陽樹 投手 大阪桐蔭高校
3位 佐藤龍月 投手 健大高崎高校
4位 窪田洋祐 外野手 札幌日大高校
5位 高谷舟 投手 北海学園高校
6位 石川ケニー 投手 ジョージア大学
7位 野上士耀 捕手 明秀日立高校
育成1位 三方陽登 外野手 栃木ゴールデンブレーブス
育成2位 シャピロ・マシュー一郎 投手 富山GRNサンダーバーズ
育成3位 中西創大 内野手 日星高校
育成4位 渡邉一生 投手 仙台大学
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スポーツイラストレーターT.ANDOH
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