スポーツイラストレーターT.ANDOHの「OUTSIDER’s ReCALL」(136)オリックス、開幕から絶好調!打撃でひっぱる頓宮裕真
2025年4月5日(イラスト・文/T.ANDOH)
こんにちは!スポーツイラストレーターのT.ANDOHです。
われらがオリックス・バファローズが絶好調!素晴らしい開幕ダッシュを見せつけてます。
4月11日からの敵地楽天戦をスイープし敵地で負けなしの8連勝はプロ野球記録だそうで!
開幕10勝一番乗りは1987年の阪急ブレーブス以来なんですって!
これだけ調子が良いとあとが怖いっていうのもありますが、調子が良い時は素直に勝利を喜びましょう。
そんなオリックス打線を牽引しているのが、不動の「5番」の座に定着しつつある頓宮裕真選手です。
開幕は8番だった頓宮選手。
そうですよ、
先日の開幕コラムで見事に予想が外れた開幕スタメンですが、僕は「5番頓宮」を予想していたんですけどね…。
ただオープン戦の成績を見ていると先が思いやられる思いで臨んだ開幕でしたが、開幕すれば一転!
昨日までにすでに5本のホームランを打ってチームに貢献しています。
4月8、9日のホークス戦では2戦連発でしかもスタンド上段席に飛び込む大飛球。
ゲームを左右する場面で、打線の噛み合わせの場面でしっかり回ってくる展開も、チームの好調を牽引している何よりの証かもしれません。
ホークスには2敗1分と苦戦しましたが、決して打撃が劣っていないところも見せつけられたと思います。
一昨年は首位打者も獲得したものの、昨シーズンは1割台と打撃が低迷。
そんな頓宮選手ですが、今年はキャプテンにも就任しました。
個人の成績以上に大きな使命感を持って臨んだと思うシーズンです。
しかもオープン戦には森友哉選手が負傷離脱。外国人選手も2人が未知数の新加入選手。
なおさらですが、クリーンアップを担える選手がしっかりと奮起して、何よりも定着をしてほしいというのはファンとしても願いたいこと。
そこにきての頓宮選手の活躍は、杉本選手や西川選手へ。
さらに先鋒を担う中川選手、太田選手などにも連鎖しているのではと思います。
ダントツの開幕ダッシュもまだひとまわり、これから相手に研究もされてくるし油断はできない状況ですが、この勢いはそのまま打線の底上げにつながって、実力をホンモノにして行ってほしいですね。
負け試合も大敗ってないですし、しっかりと追い上げての僅差での敗戦と、あと一本という場面はもちろんありますが、チーム状態さえ悪くなければ、決して悪い負け方にはならないと思うんですよね。
そんなチーム状態を盛り上げてくれるのは、目の覚めるよう一発であったり、チャンスを広げる固め打ちのできるバッターの存在が頼もしくなります。
頓宮選手には打撃好調のいまこそ、他の選手の追随も促すようなチームの起爆剤となることに期待します。
新加入外国人のディアス選手にも結果が出ましたし、層の厚い打撃層を作り出す中心になってほしいです。
4月15日から本拠地京セラドームでは埼玉西武ライオンズ戦。
ひとまわりしたこの開幕ウイークで特徴的なのが、「ビジターチームが強い」というジンクス。
御多分に洩れず、ライオンズも敵地で2勝1敗と健闘しているので、足元を掬われないよう、頓宮選手をはじめとする打線の奮起で投手陣を、とりわけ救援陣を安心させるリードで勝ち越しをねらってほしいですね!!
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スポーツイラストレーターT.ANDOH
おもにスポーツを題材にしたイラストやデザインの創作で、スポーツ界の活性に寄与した活動を展開中。 |
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