南 郁夫の野球観察日記(27)
女子プロ野球・兵庫ディオーネ、開幕から連勝中!
碇監督&古谷選手にインタビュー

2017年4月12日(取材・文/南 郁夫)


兵庫・ディオーネ期待の新加入・古谷選手にインタビュー! 古谷選手はオリックスの開幕シリーズで始球式に登場し、ちょっとした話題になっていたので嬉しい。

■古谷 恵菜(ふるや めぐな) #19 右右 投手
 福知山成美高(3年生のとき全国高校女子硬式野球選手権大会・決勝で完封勝利)
 〜レイア〜兵庫ディオーネ

−−京セラドームのオリックスの試合での始球式(4月2日)拝見しました。ちょっとボール泳いでました?
「あー(笑)たくさんのお客様で緊張してしまって…(ボールを)置きに行ってしまいましたね」

−−今年からディオーネの一員です。チームに合流していかがですか?
「やはり(育成チームのレイアと違って)周りがすごくしっかりしているので、全然違います」

−−そんな中でローテーションに入っていくと思うんですが、目指す投手像は?
「変化球はスライダーとカーブがあるんですが、やはり速球で押せる投手になりたいです」

−−プロ野球選手として、ファンにはどうアピールをしていきたいですか?
「130キロ!出したいです。いまは110キロ台後半なんですが、もっと上がると思うので」

−−打撃もなかなかだと聞きましたが、二刀流の方は?
「それは(笑)ディオーネでは打撃練習はしていませんが…まずはしっかり投げたいです」

−−野球を始めたきっかけは?
「三人の兄が野球をしていまして、その影響です。リトルリーグで小3から硬式でやってました」

−−最初から投手で?
「最初はサードだったんですが、それから投手になって、ずっと…ですね」

−−チームの絶対的なエース・里さんに教えてもらったりしてますか?
「背中を見て、学ぶというかんじです」

−−選手としての夢を教えてください
「もちろんエースとして投げること。そして世界大会に出て、世界と勝負したいです」

−−おぉ、夢は大きいですね。ありがとうございました。期待しています!

古谷選手は身長が177cm。その姿は野球選手そのものである。一部で「女大谷」なんて呼ばれているのも納得。写真の野球観察者と比べればよくわかるが、「なのに」頭が小さいのだ。カッコいいことこの上なしだ。新加入なのに、なんとなく風格もある。女子プロ野球界の「新星」と呼ぶにふさわしい雰囲気を、彼女は発している。要注目である。



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日本女子プロ野球リーグ(JWBL)公式HP
http://www.jwbl.jp

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