とうとう糸井とお別れのときがきた。もうライトスタンドからあの「でかいケツ」が見れないのかと思うと、寂しい限りである。
2013年、まさかのトレードでオリックスに来てくれて以来、ほぼ全試合に出場。このチームには珍しいトレード成功例として「超人」の名にふさわしいプレイを見せてくれた糸井に、是非とも残ってもらいたい気持ちは強かったが…
それぞれの人生である。ここはもう4年間も「ええもん見せてもろたわー」と感謝して、気持ちよく送り出したいところ。
彼ほどの完成度を持った外野手は、なかなか現れることはない。走攻守そろっていて、スケールが大きい。打球の速さが半端ない。バッターボックスでの威圧感が凄くて、チャンスに強い。状況に応じたバッティングができる。凡退しても「糸井が打てないんならしょうがない」と思わせる説得力がある。つまり、オリックス打線で唯一?一抹の不安も感じさせないピースが、糸井だったのである。彼が登場するときの名物「旗振り」応援でわかるように、ファンの期待度と人気もすこぶる高い。
その糸井が!抜けるねんてっ!ええー!
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