「10」は野手番号である。オリッでもそれなりの野手ラインアップになってはいるが、やはり大引と谷の印象が強い。主将まで務めた大引も功労者として捨て難いが、やはり私の10番は「出戻っても10」の谷である。暗黒時代を攻守で支え続け、右足を後ろに下げた独特の構えから、びっくりするほど右中間にたくさん二塁打を打つ特殊技能で我々を楽しませてくれた、谷。しかし貢献の割にファンが少ないように感じるのはなぜ? 性格?(顔?)全盛期のチームに入団しながら、彼が入った途端に優勝から遠ざかってしまったのもまた、事実なのである。
「11」
佐藤義則[投](77〜98)、木田優夫[投](00〜01)、金田政彦[投](02〜04)、川越英隆[投](05〜09)、大久保勝信[投](10)、近藤一樹[投](11〜12)、松葉貴[投](13〜)
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