そのチームを束ねるのが、同じようなチーム状況だった2010年ロッテを下克上で日本一に導いた西村新監督とあっては、期待は膨らむばかり。人の良さそうな笑顔の目立つこの監督のもとで、目先のプレッシャーなど感じずに、若い選手がのびのび明るく(失敗しながら)野球をやってくれれば、私はそれで好ましいのである。
で。今年のオリッは実際、どんな雰囲気なのかな? を確かめるべく、3月7日の本拠地でのオープン戦(vsヤクルト)を観察してみた。この時期の勝敗や調子はあてにならないとはいえ、結果的に「オリッはとっても元気だった!」これが好ましい。
この日の試合では、出てくる投手(東名#26、荒西#15、吉田#14など)はポンポン相手を打ち取っていくし、各打者は思い切りよく打って、積極的に次のベースを狙っているし。解き放たれたように(何から?)チームが躍動しているように、感じられたのである。(伏見の声しか聞こえなかった)昨年と比べて、今年のベンチは若い声で賑やかで元気だ。オープン戦とはいえ、きっちり結果が出ているし。
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