で。ロッテといえばレフトスタンドで「鉄板上のそば飯」のようにハジける、黒くて忠実な大応援団である。雨の日も風の日も、試合の趨勢にまったく関係なく休まず応援行動を取り続ける彼らの「仕事ぶり」には、いつも心を打たれている。相手チームの応援とはいえ、神戸ならその声も空に吸い込まれて、うるさくはないし。
千葉から「軽自動車に男5人で」乗り込んでくる強者もいると言われる彼らの大部分を占める、20代〜30代の独身男性たち(個人の感想です)。彼らの独特の声(オーオー)で叫ばれる「霊歌」にも聞こえる、応援歌。それは他チームの応援歌には決してない質感であり、その特異なメロディが太鼓の音圧とともに、耳にこびりついてしまう。
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