鋭い針を刺すようなストレートがビシビシとキャッチャーミットを鳴らす。4年目の田嶋大樹投手の胸のすくような投球で、コロナ明け2021年の私の野球観察がめでたく幕を開けました。3月10日@京セラドーム、対ヤクルトのオープン戦レポです。
猛禽類が羽根で相手を威嚇するがごとく!ピーンと両腕を一直線に張る独特のフォームから放たれる田嶋の投球がツバメを圧倒して、6回1失点。若きツバメ主砲・村上くんを3三振させた対決は見ものでした。投球のテンポも良く、ムダ球がほとんどありません。先日の楽観コラムで予想したとおり、田嶋投手の本格的ブレイクは確定です。山・山コンビに続く待望の大物左腕先発ローテの誕生に、ワクワクしますね。
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