1)やたら間近に野球が観られる
グラウンドが異様に近く、笛太鼓がない。常に「しーん」とした環境で、「かーん」、「ばすっ」、「しゅるる」、「ぴゅっ(スプレーの音)」という「野球音」付きの試合観戦が「かぶりつき」で楽しめる。
2)勝った負けたはどうでもいい
阪神の二軍が負けたから不機嫌、なんて課長さんはこの世に存在しない。球場の雰囲気はとにかくゆるい。野球そのものが楽しめる。観戦の原点がそこにあるのだ。
3)いちおう。。プロ野球である
無名の選手たちも、地元では誰もが知る「どえりゃあ野球がうまい奴」である。そのプレイはやはり「野球だけ」人生のクォリティっ。次の日には一軍に抜擢され、そのままブレイクするかもしれない。そのドラマを見届けたい。
4)けっこう有名選手が見られる
「諸事情により」一軍有名選手が見られるのが、「ごほうび」的要素。静かな球場も、彼らの登場時には地味にどよめく。がしかし、そのまま二軍に永住という選手もいないではない。9月の試合ともなると、うっかり彼らの「現役最後の姿」を見てしまうことも。二軍観戦のスリリングな一面である。
前置きが長くなったが、そろそろ(二軍の)関西ダービーを見つめよう。阪神は掛布、オリックスは田口、なんといっても新監督が話題だ。 |