オスカル草葉のスポーツコラム(1)
フットサルとの出会い「なんや!この競技は!」

2016年4月27日(文・写真/オスカル草葉)

「日本にもフットサルのトップリーグが発足されて、神戸にもフットサルチームができるよ」と知人に聞いたのが、今からちょうど10年前。42歳からヴィッセル神戸の「大人のサッカー教室」というところで、生まれて初めてサッカーを習いだし、週に一度はボールを蹴り始めていた頃でしたねー。
その頃の私は少し痩せて体重がようやく90kg台。サッカーというものが少しだけ観る競技から、やる競技になっていました。フットサルという名前も時々耳にするぐらいで、知識としては室内でやるミニサッカー。一度ぐらいは観ておこうと取材申請して、神戸のポートアイランドにあるワールド記念ホールで行われた「デウソン神戸」と、どこかの都道府県の選抜チームとのFリーグプレシーズンマッチを観ました。




試合が始まるとそのスピードに驚きました。サッカーでは、ボールが動いていないポジションなら少しぐらいは力を抜いて歩いたり立ち止まったりはできます。たとえば攻撃時はFWとMFは忙しいのですが、守備的なポジションは全速で走ることはなく、ポジションの確認や相手からの攻撃備えるための準備ができる、言えば呼吸を整えられる時間があります。ところがフットサルは攻守の切り替えが激しく、ボールがピッチ(コート)内にある限りはゴレイロ(ゴールキーパー)も含めて、全員攻撃全員守備の連続なのです。ですから彼らがトレーニングを積んだアスリートであっても5分が限界で、交代回数の制限がないため同じ選手が何度も出場休憩を繰り返すことができます。私は初めて観るフットサルの凄さに「なんやこれは!」と、一度で魅了されてしまいした。






Fリーグ公式サイト…http://www.fleague.jp/




オスカル草葉(草葉達也)1963年 神戸生まれ
作家・日本ペンクラブ会員
日本フットサルトップリーグ・Fリーグ初代アンバサダー
阪南大学講師 宝塚歌劇歴史研究家
宝塚歌劇に関する記述やテレビ出演も多数。
文筆活動だけにとどまらず、おもしろいことなら何でも首をつっこむ行動派作家である。
草葉達也公式サイト…http://oscar-kusaba.com/
著書「病気・震災105キロ」
アートヴィレッジ…http://art-v.jp/ichinen/byouki-kusaba.html



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