10月はピンクリボン月間 乳がん啓発イベント
10月1日、神戸の夜景がピンク色に輝く

2018年9月20日(取材・文/K!SPO編集部



ピンクリボンは、乳がん啓発活動を表す世界共通のシンボルマーク。
「乳がんで悲しむ人を一人でも減らしたい」との想いから1980年代にアメリカでこの活動は始まり、2000年ごろから日本でも盛んになってきました。乳がん検診の早期受診を呼びかけるために、行政、市民団体、企業などが独自のピンクリボンマークを掲げ、さまざまな活動を行っています。

日本対がん協会ほかが主催する「ピンクリボンフェスティバル」もそのひとつ。「乳がん検診の大切さを伝え、患者さんを支えていく」ために、各地で乳がんに対する関心を高め、検診受診への一歩を踏み出してもらうための活動を続けています。

10月1日(月)は、街からピンクリボンのメッセージを発信するキャンペーンとして、「ピンクライトアップ」が実施されます。
年に一度、神戸各所のランドマークがピンク色に輝きます。
フォトジェニックな神戸の夜景写真を撮って、ピンクリボンのメッセージを発信しませんか。

神戸ピンクライトアップ
ホテルオークラ神戸  10月1日(月)18:00〜22:00
 モザイク内大観覧車  10月1日(月)18:00〜22:00
 メリケンパーク モニュメント 10月1日(月)日没〜22:00
 明石海峡大橋  10月1日(月)・8日(月祝)日没〜24:00
 かもめりあ  10月1日(月)日没〜23:30頃予定







※以上、各写真は神戸市HPより


※写真はホテルオークラ神戸より




■日本の乳がん事情
日本では乳がんが増加しており、2016年には9万人の日本人女性が乳がんにかかると予測(※1)されました。
乳がんで亡くなる女性は2013年には1万3000人を超え、35年前と比べて3倍以上にもなっています。厚生労働省が発表した 「 人口動態統計(※2)」では、2017年の乳がんによる死亡数は14,285人[予測数(女性)]と残念ながら増加し続けています。女性の30歳から64歳では、乳がんが死亡原因のトップとなっています。

※1:国立がん研究センター「がん情報サービス」がん統計、2017年のがん統計予測より
※2:厚生労働省人口動態統計[確定数]より 2018年6月1日発表

最近では、さくらももこさんの訃報でもご存知かと思いますが、病気は誰にでも発症する可能性はあるのです。早期に発見すれば、90%以上の方が治るといわれています。
自分自身のため、家族や大切な人のためにも乳がん検診を受けましょう。


ピンクリボンフェスティバルHP
http://www.pinkribbonfestival.jp






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