シューズが変わると、走りも変わる!今のサイズで大丈夫?
正しいランニングシューズの選び方〜6つの法則〜

2016年4月10日(ヤノスポーツ・ランナーズラボより)

どんなに高いランニングシューズを選んでも、足に合ってなければ、せっかくの機能もパフォーマンスを発揮できません。初心者、上級者に関わらず自分に合ったサイズでフィット感がとても大切です。

ヤノスポーツでは、これまで約3万人以上のお客様の足のサイズを測定していますが、半数以上の方がサイズ選びを間違っているという結果が出ています。しかも、サイズが間違っていることに気がついていない方が本当に多いのです。一番多いのが、大き過ぎるシューズを選んでいるケース。多くの方が圧迫を嫌う傾向があり、適正よりも大きめのサイズを選んでしまいがちです。逆に、足を小さく見せたいために、適正より小さいサイズを履いておられる女性もいらっしゃいます。足に合っていないシューズを履いて走ることは、身体の歪みを招き、身体に負担をかける結果になってしまいます。これでは健康に良いどころか悪影響です。


人それぞれ、足の形も長さも幅も高さも異なります。ランニングシューズを選ぶ前にまず、自分の足を知る事が重要。ランニングシューズは、いわば足のサポーター。サポーターをする時にゆったり着けては意味がないですよね。デザインだけで選んでしまっては足に合わないランニングシューズを選んでしまう可能性が高いのです。
お店のスタッフにデザインの希望、予算などを伝え、とことん相談して、とことん頼って、あなたにジャストフィットなシューズを選びましょう!




その1 足型測定をしよう

まず足型測定をしましょう。足幅・足長だけでなくプロのスタッフにアーチの高さや、外反母趾など、個別の特徴まで見てもらえたら完璧です。間違ったシューズで走るとパフォーマンスの低下、怪我の原因になります。




その2 足長を選ぼう

大きい方の足に合わせてサイズを決めます。基本は足の実寸から+0.5cmから1.0cmが目安になります。




その3 幅を選ぼう

シューズ選びは、センチ(縦の長さ)だけでなく、横幅(ワイズやウィズとも言います)もとても大事。一般的なサイズはレギュラー(約2E)に対してスリム、ワイドなどが選べます。横幅がはじめからゆるいランニングシューズでは足がずれてしまい摩擦でマメが出来てしまったり、つま先に爪があたって内出血で黒くなったりします。少し窮屈でも多少の圧迫感は足の支えになります。




その4 走る目的を決めよう

健康のため、体力づくりなのか。経験のあるなし。また毎日の部活なのか。自分の走力に見合ったクッション性を持ったシューズ選ぶことが大切です。例えばフルマラソン完走目的なら、膝腰に負担を掛けたくないのでクッション性や安定性を重視しますが、サブ3(フルマラソン3時間を切るランナー)などエリートランナーはタイムにこだわるので軽量性、グリップ性を重視するなど、選ぶシューズが変わってきます




その5 試し履きをしよう

シューズの紐を全部緩めて、足入れしたらかかとをトントンと3回ほど地面に叩くようにします。ランニングシューズを履く上でかかとのフィット感はとても重要!そして、紐を結ぶことは、足とランニングシューズを一体化させる最も重要な過程です。かかとをつけ、つま先を上げた状態で、たるみのないように前から順番に締めていきます。ちょっと圧迫感がある程度にぴたっとフィットさせます。きちんと履けたら、実際に歩いてみましょう。同じサイズでもメーカーやモデルによって履き心地は異なります。




その6 自分の走り方で選ぼう

ピッチ走法なのかストライド走法なのかでもシューズは変わってきます。かかと着地なのか前方で着地するフォアフットなのか。また着地した時に内側に偏りやすいことを「オーバープロネーション」と呼び、偏りを支えてくれるプロネーション対応モデルも沢山あります。自分の走り方について分かる方だけ店員に伝えましょう。




ヤノスポーツでは、足型測定を無料で行っています。機械による自動測定ではなく、スタッフがひとりひとり確認しながら両足の各部を計ります。そのサイズに基づいて、目的・体重・距離などに応じたシューズをおすすめしています。あなたの本当のジャストフィットを体感してください!




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<取材協力>

ヤノスポーツ三宮本店

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